大手 SIer から Web 系エンジニアへの転職理由【7選/経験談】

こんにちは、大手 SIer から転職して Web 系エンジニアになった Nash です。

この記事は、大手 SIer から Web 系ベンチャーへ

  • 転職したときの理由
  • 実際どうだったか?

についての記事です。

理由はそれぞれ下記です。

  1. 技術主義
  2. チャレンジングな文化
  3. 柔軟な働き方が許容される文化
  4. ホワイトな労働環境
  5. 転職文化
  6. いろいろな業界を知れる
  7. 海外就職できる可能性が高い

では、1つずつ見ていきます。

※ SE =システムエンジニア、で SIer 系の話です。

SIer から Web 系への転職理由

先に、私のキャリアについて3行だけ語らせてください。下記です。

  1. 新卒で、大手 SIer のエクセル職人。
  2. 転職で、Web 系ベンチャーのエンジニア。
  3. 現在は、フリーランスエンジニア。

はい。3行です。

SIer から Web 系へ転職したのは 2 年くらい前です。

では、そのときに考えていた転職理由と、実際にどうだったかを見ていきます。

技術主義

技術・エンジニアが花形だから

実際に転職して感じるのは、やはり Web 系では技術を扱うエンジニアが職種として花形ですね。

(SIer で技術者の境遇を見てきたから、という点もありますが。)

もちろん、技術だけを追求しても**「技術バカ」となり NG**です。 なので、技術+ビジネスでバランスを取る必要はあります。

とはいえ、技術力が高いエンジニアの優遇はやはりメチャクチャ良いです。

例えば、下記みたいなケースも見たことがあるので。

  • 出社しない+音信不通でも OK
  • 給与は高い。(らしい)
  • 障害が起きたら、ほぼ1人で解決

**「あいつは何をやっても許される。なぜなら、強いからだ。」**みたいなやつ。です。

なんか少年ジャンプの部活のキャラで出てきそうだなー、という世界観でした。

(それで良いのか?は置いておくけど。)

チャレンジングな文化

チャレンジが推奨される文化だから

経験上、どこの職場でもチャレンジ文化を感じました。

チャレンジというか「それ、自分がやりたいです」と言えば、転がってる仕事はやらせてもらえる感じですね。

そもそも Web 系ベンチャーって限られたリソースの中でビジネスを回すのが前提です。

その中で、メンバーが積極的に「自分から仕事をやりたいです!」となると、リーダーからするとメチャクチャ楽ですからね。

個人的には、Web 系ベンチャーのなかで「1番魅力的+転がってる仕事」は経営周りの仕事だと思ってます。

  • 社長の働きを直で見れる。
  • 社長からダメ出しを貰える。
  • 経営陣とコネを持てる
  • 経営の仕事を学べる。

ちなみに、経験上、技術系でチャレンジしすぎると失敗する可能性が高いです。

柔軟な働き方が許容される文化

柔軟な働き方が許容される文化。

経験上、この文化はかなり感じます。

会社次第でもありますし、自分がそういう会社を選んでいる、という点も否めないですが。

ちなみに、前の会社では下記でした。

  • 金髪、銀髪、緑髪とか社員にいる
  • 私服も OK
  • イヤホン OK
  • 仕事中に YouTube とか OK
  • 11時出勤

ちなみに、朝の会議は12時に設定します。11時に全員集まらないから。

今の仕事もリモートですし、全体的に性善説で成り立っている感じもあります。

ホワイトな労働環境

ホワイトな労働環境が用意される

経験上、これは会社や時期にもよるけどブラックなときもある、です。

まず、普通に残業はあります。 プロジェクトによっては炎上もしますので。

ただ、長期的にハードワークには、あまりならないです。 なぜなら、エンジニアって簡単に転職できるので、みんな居なくなっちゃうから。

あと、ワンマン社長経営だと、たまに無茶振りがきます。

  • 社長「この機能を作ってくれ。3日でだ。」

みたいなやつですね。とはいえ、頑張っても終わらないので、たいていは有耶無耶になってましたが。

労働環境として、PC の性能などはかなりホワイトです。 貸し出しの PC はたいてい MacBookPro が基本ですし、メモリもそれなりに積んでます。

転職文化

転職が一般的な文化だからです。

経験上、Web エンジニアの転職は超多いです。

感覚としては「家の引っ越し」くらいの感覚に近いです。

理由として、技術は万国共通だから。

例えば、技術セットが同じなら、極端な話なら、違う会社に転職しても初日からコードを書けるレベルです。

いろいろな業界を知れる

技術が共通なので、別業界に簡単にいける

エンジニアは技術が共通なら、別業界にも簡単に転職できます。

過去に自分もいろいろな業界のシステムを作ってきました。

例えば、下記です

  • 金融
  • 不動産
  • 飲食
  • 子供向け教育
  • 質屋
  • 医療

業界をつまみ食いして見ていくのは楽しいですね。

海外就職できる可能性が高い

技術主義+技術が万国共通だから可能

これは経験したことがないので、詳しくはまだ語れないトピックです。

ただ、いろいろな記事を見ている限り、できそうな感覚はあります。

というのも、下記が理由です。

  • 海外でも、仕事内容+技術は変わらない
  • 海外の壁は、言語+ビザが大きい

というわけで、言語+ビザの問題がクリアできれば、海外就職できる可能性はかなり高いです。

自分も 2020 年からカナダ目指して行動中です。


以上が、自分の理由でした。(思い出したら、追記するかも)

ただ、大事なのは、これは自分が優先したい理由だということです。

人によって価値観は違います。あなたにとって大事な理由を考えてみてください。

なので、ここからは「私が転職理由をどうやって整理したか」についてお話します。

理由の整理 ⇒ 転職エージェント

自分のケースでは「転職エージェントに複数登録して相談しまくった。」です。

理由は下記です。

  • 教えてくれるから
  • 壁打ちになるから。

1つずつ見ていきます。

教えてくれるから

自分の場合は、初めての転職ということも、知らないことだらけです。

その点、転職エージェントは転職に関するプロ

自分が質問をすれば、Web 業界に関しても様々な情報を教えてくれます。

また、自分の仮定で話を進めても、きちんと「そこは違いますよ」と教えてくれます。

つまり、

  • 知識を得られる
  • 間違いを正せる

というわけです。

壁打ちになるから

また、自分の考えを話すことで「自分の考えが整理されます」。

つまり、転職エージェントが一種の壁打ちになるわけです。 これで思考が整理されるます。

更に、この経験をしていたので、転職の面接でも、自分の考えをスラスラ言える状態になっていました。

つまり、

  • 考えの整理
  • 面接の練習

というわけです。

転職エージェントのメリット

というわけで、転職エージェントを有効活用するべき、という話でした。

転職エージェントに相談するのは無料ですし、複数のエージェントに相談するのも OK です。

相性もあるので、複数のエージェントを試してみるのをオススメします。

まとめ

大手 SIer から Web ベンチャーへの転職理由についてのまとめです。

  • 技術主義
  • チャレンジングな文化
  • 柔軟な働き方が許容される文化
  • ホワイトな労働環境
  • 転職文化
  • いろいろな業界を知れる
  • 海外就職できる可能性が高い

おわりに

転職理由のウエイトは人によってマチマチです。

残業しないことを第一に考える人もいれば、自分のように技術力をつけたい、というタイプもいます。

大事なのは「あなたにとって大事な理由は何か?」を整理して納得して進むことです。

この記事が、そのための助けになれば幸いです。