フィリピンの食べ物を侮っていた話【留学失敗?学校選びは慎重に!】

こんにちは、Nash です。好きなレストランは、サイゼリアです。

この記事は

「フィリピン留学中、学校の食べ物がマズいと、どんな影響があったの?」

という、経験談の記事になります。

先に結論ですが、「学校の食べ物がまずいと、体調を崩して、勉強がまったく出来なった」です。

では、どうなったのか、書いていきます。

そもそも、どんな、食べ物だったの?

「激マズな食べ物って、どんなだったの?」

と、疑問になるかと思います。

10 人の友達に聞いた結果、10 人の友達がマズいと言っていたレベルです。

フィリピン留学中に、自分はバギオエリアの PINES という学校に通っていました。

そこで出た最高に美味しい食事がこれです!

1ヶ月間、過ごした中で今日の学食が一番美味しそうに見えたのが、コレ。

そら、痩せるわ。#フィリピン留学 #留学

これなら、日本の刑務所の方が、美味しいご飯がでますね。

料理のバリエーション【もはや不思議な食べ物】

ちなみに、学校のご飯は、韓国・日本・フィリピンの「料理」「味付け」がブレンドされて出てきます。

例に出すと下記のようなものです。

  • 韓国味の、フィリピン料理

  • フィリピン味の、日本料理

  • 日本味の、フィリピン料理

つまり、「味付け」と「料理の種類」が、メチャクチャな状態ため、自分が何を食べているのか、わからない体験が出来ます。

摩訶不思議体験ですね。

食べ物がマズいと、こんな事が起きます

さて、このような、食事環境で一ヶ月半ほど生活したら、どうなったのかを列挙しますね。

  1. 食事がストレス【ご飯を食べたくない】

  2. 体重が減る【食事をやめる】

  3. お菓子を食べ始める【ご飯の代わり】

  4. 体調が悪くなる【食事制限が原因】

  5. 体調が回復しない【食事から栄養が取れない】

  6. 外で食事をする【時間・金額のコスト】

  7. 便利な食べ物を買えない場所【食事はお菓子】

  • 【気付き】日本の食べ物の美味しさは異常

1つ1つ、詳細をを見ていきましょう。

1. 食事がストレス【食べ物を食べたくない】

フィリピン留学中は、生活している大半の時間は「勉強の時間」です。

そして、他の時間は、ある種の休憩時間です。

が、食べ物がマズいと、食事の時間に休憩できません。

「一日に朝・昼・夜の3回も食事の時間があるのか・・・」となります。

もはや、フードファイトですね。

もともと少食だったのもあり、最終的に自分は朝のご飯を抜いていました。

マズい食事を、朝から食べる元気は無いですから。

2. 体重が減る【食べ物を食べない】

そうして、一回のご飯の量が減るのと、そもそもご飯を抜いたりします。

そうなると、当たり前ですが、体重が減ります。

「体重が減るなら、ダイエットになるから、いいじゃん!」

とか、思う人も、いるかもしれないですが、正直めちゃくちゃ、辛いですよ。

日本で普通にしている中で、食事制限のダイエットはストレスがすごいですよね?

フィリピン留学中は、慣れない環境で生活しながら、一日数時間も勉強している環境で、強制的に「マズいご飯を食べる」「食事量が減る」のセットです。

ストレスで、お腹がいっぱいです。

38 日目の、自分も嘆いていますね。

Days 38: #100DaysOfEnglish #フィリピン留学 #英語 #留学 #英会話

・ほぼ1ヶ月くらい、「毎日マズメシ」「自室〜クラス間の移動のみの生活」を送った結果、スタミナと筋肉と体重が絶望的に減った😭😭😭

→体調管理をおろそかにしたツケを悔やみながら今日から筋トレを始める

ちなみに、NHK の筋肉体操が、おすすめです。

3. お菓子を食べ始める【食べ物を自分で調達】

ここらへんから、現実逃避を始めます。

つまり、お菓子で食事を取り始めます

栄養補給の観点で見ると、どう考えても「ご飯の代わり」には、ならないですね。

ただ、フィリピンの美味しいお菓子を探すのは、単純に楽しかったです。

今、思い返すと「バギオ留学中での、一番楽しかったことは?」に対して、「セブンイレブンで、お菓子を探すこと」だったかもしれないです・・・。

それくらい、食事が辛かったので。

4. 体調が悪くなる【食べ物が原因】

というわけで、ここまでで、順調に食事制限を重ねてきたわけですが、ついに体調を崩しました。

具体的には、「38 度の熱」「のどが、痛い」「咳が出る」「全身の倦怠感」「寒気」などなどです。どう考えても、風邪ですね。はい。

普通に生活をしていて突然の風邪なので、単純に食事量が減って、免疫力が落ちて、風邪を引いた、ってことだと思います。

34 日目の授業は全欠席してますね。

Days 34: #100DaysOfEnglish #フィリピン留学 #英語 #留学 #英会話

・38.4℃の熱で授業を全欠席😷明日の朝も熱があったら病院に連行されるらしい

・しばらく寝て回復した気がしてきたので、ひたすらDUOしてた(楽しい)

DUO を楽しそうに勉強してますね。このあとも、地獄が続くとは知らずに。

5. 体調が回復しない【食べ物から栄養が取れない】

さて、めでたく、体調を崩しました。

が、そこから、約 2 週間近く、「体調が悪くて、風邪が治らない」「9 時間くらい寝ても、日中に疲れて眠くなる」という状態でした。

授業中も「寝たいから、早く授業、終わって欲しい・・・」しか考えれなかった時もあります。

また、睡眠量が増えたのと、体力が減ったので、全く予習・復習ができなくなりました。

今まで自分が予習・復習をかなりやり込んでいることを、先生も知っているだけに「予習・復習がパッタリ止まったな」と言われました。

理由は勿論、「ご飯がマズいから」です。風が吹けば桶屋が儲かりますね。

40 日目らへんの、自分の主食はのど飴です。仙人かな。

Days 40: #100DaysOfEnglish #フィリピン留学 #英語 #留学 #英会話

・1週間近く風邪っぽくて体調崩してて辛い

・体調崩す→メシマズで栄養補給が出来ない→回復できない

のど飴ばっか舐めてる

6. 外食にて、食べ物を探す【時間・金額のコスト増】

ここらへんから「健康のため」に、外で食事をすることを意識し始めました。

外で食事をすると、時間と金額のコストがかかります。

一般的に、フィリピンはレストランなどの、食べ物の相場は日本に比べて確かに安いです。

ですが、毎日、食事をし続けると、それなりの値段になります。

また、毎回、外に出て食事をすると、時間的なコストも結構かかります。

金銭的に余裕のある人は、食事の時間は外に出て、レストランでご飯を食べるのは良いかと思います。

ちなみに「値段を抑えるか」といって少し安い店に行くと、フィリピン人が大好きな油たっぷりか、激甘な食べ物が出てくる可能性が高いです。

Days 25: #100DaysOfEnglish #フィリピン留学 #英語 #留学 #英会話

・「この店、めちゃっくちゃ美味しいよ!」
と先生に勧められた店に行くも、確かに美味しいが、日本のレベルと比較すると普通〜ちょい美味しい、くらいなケースが多い・・・

日本のレストランが美味しすぎる罪は大きかった。

この頃の自分は、完全にサイゼが恋しくなっていました。

7. 便利な食べ物を買えない場所【食事はお菓子】

自分はバギオの PINES に通っていました

が、ここの問題の1つは、近場に手頃に食事を取れる店が少ないことです。

ファストフード店は徒歩圏になく、タクシーが必須です。

セブの学校を選択していれば、歩いて数分もすれば、ファストフードくらいはあるような学校がほとんどです。

PINES だと、歩いて数分のところに、高給ホテル・ペンションがあり、そこにくっついている形で、食事を取れるレストランが 6 個くらいあります。

おいしい食事が取れるピザの店がありましたが、一回の食事自体の金額が、そこそこします。

金額・時間のコストをかけたくなかったので、最終的に、外に出て食事をすることを、やめました。

卒業の日まで短かったので、食事はお菓子とカップヌードルを中心にして、どうにか食い繋いで生きました。

カップ焼きそばフィリピン版

こっちのカップ麺ってモノによってかなり小さいんだよな。 #フィリピン留学

【気付き】日本の食べ物の美味しさは異常

そして、気付いたわけです。

コンビニのお弁当やサンドイッチなど、どこで食べ物を買っても美味しい、という日本の環境は良い意味で異常です。

学校選びをするときに、自分は無意識にその基準で物事を考えていました。

つまり「困ったら外で食べ物買ったり、ご飯を食べるよ」と考えていたわけです。

確かに、レストランに行って、そこそこの値段を出せば、そこそこの食べ物が食べられます。

が、フィリピンのコンビニに至っては、食べ物はどれも美味しくないです。

美味しくないレベルなら良いですが、下手したら腐っていたケースもありました。

Days 48: #100DaysOfEnglish #フィリピン留学 #セブ留学 #留学 #英会話

✅夜飯用にコンビニで簡単な弁当を買ってきた😊

→一口食べて無理だった🤮セブンの商品だったので大丈夫だろうと買ったが、たぶん腐ってる・・・

どうにか、お菓子とカッブヌードルで食いつないで、どうにか、学校卒業できました。

辛かったです。

終わり:学校選びにおける食べ物

さて、ここまでの自分の経験から得た教訓についてです。

自分の結論は、『1 ヶ月以上の滞在なら、学校の「食事」面についても、慎重に考慮したほうが良かった』です。

自分のケースを見てもらうとわかりますが

「食事環境が劣悪」→「体調が悪くなる」→「体調が回復しない」

の流れが地獄です。

結果として、学校選びにおいて「食べ物」を軽視していたが、勉強どころではなくなるので、少し高くても、食べ物が美味しい学校を選んだほうが良かったという気付きを得ました。

ちなみに、日本資本の学校は、基本的に料理が日本料理です。

そのため、「味が激マズ」とか「自分が何を食べているのか、わからない」みたいな、食事中に謎の不思議体験をすることは無いです。

【セブ留学】日本資本の学校に通ってきた【フィリピン】

PINES を卒業した後に、CEGA に転校したのですが、ここでは、3食とも美味しいので、順調に太り始めてます。


PINES については、他の観点でもレビューしているので、よければこちらもどうぞ。

【PINES |バギオ】パインスを完全レビュー【経験談】

【PINES |バギオ】新校舎の「設備」を使ってきた【フィリピン留学】

【PINES |バギオ】新校舎の「学生寮」に泊まってきた【フィリピン留学】

【PINES |バギオ】新校舎の「教室」で勉強してきた【フィリピン留学】


フィリピン留学中に毎日必ず Tweet してたので、その内容をまとめました。興味がある人はこちらもどうぞ

Twitter - フィリピン留学(2019/2/2~2019/4/27)(バギオ → セブ)

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