【2022 年】カナダから日本に帰国した話
ども、Nash です。
この記事では、自分が 2022 年にカナダから帰国したときに考えていたことをアウトプットした記事です。なので、日記・振り返りの色が強い記事になります。
2年ぶりに日本に帰国! pic.twitter.com/HK6uQGyoTN
— Nash (@snamiki1212) December 9, 2022
では、見ていきます。
背景
この度、カナダから日本に帰国したのですが始まりは 2019 年になります。そのため。年ごとになにをしていたか1つずつ見ていきます。
2019 年、カナダに移住して就職するプランを立てます。「なんでカナダに行くのか?」について言及してますね。
フリーランスエンジニアのキャリアパスでカナダ移住・就職を目指す話
2020 年、カナダに行こうとしましたが世の中にコロナが蔓延。一度、計画が飛びましたがその後パンデミックの最中でも頑張って渡航しました。この当時は、隔離とか海外渡航とかめちゃくちゃ大変でした。。。
カナダ留学予定がコロナで 1 度吹き飛んだが、なんとか学生になった話
2021 年、カナダでワークビザを取得したいためだけに学生してました。
カナダ留学|CICCC を卒業して Diploma を取得しました
2022 年、カナダのスタートアップで働き始めました。
【入社エントリ】カナダのバンクーバーでソフトウェアエンジニアとして働き始めました
同年、もろもろの理由でこの会社をやめました。
【退職エントリ】カナダのバンクーバーのスタートアップを辞めました
この直後に、日本に帰国しました。
カナダから日本に帰国した理由
いくつかの背景がありますが、大きくはこれらの理由になります。
- ワークビザが残り少ない
- ホームシックで日本に帰りたい
1つずつ見ていきます。
ワークビザが残り少ない
1 つ目のワークビザについて、手持ちのワークビザの残り期限が少なくなったのが帰国の理由の1つです。
もともとのプランとして、下記のビザを使い合計 2 年間の就労が可能な予定でした。
- (1 年分)ワーキングホリデービザ
- (1 年分)学校が発行するワークビザの Co-op
ですが、コロナの影響で 1 つ目のワーキングホリデービザが取得できなくなり、Co-op ビザの1つだけになり 1 年分のワークビザしかない状態になってしまいました。この上で、ジョブオファーを取得し、その後のビザは会社に発行してもらわないといけない状態でした。
幸い、面接をパスしてジョブオファーは獲得できて働きはじめました。働いている中、ワークビザの追加取得+永住権取得のフローも現実的になったので申請を進めていたのですが会社自体を辞職することになりました。このフローは会社と紐付いているため、辞職に合わせて申請もストップします。このとき、すでに残りビザが少なく約 3 ヶ月しかない状態です。
そのため、次の就活では会社にビザサポートをしてもらう必要があり、就活ハードルが高くなります。ただでさえ、不況+ IT 系のバブルが終了した?と思われる動向のため、IT 系人材の大量レイオフが発生して市場にエンジニアが多い状態です。しかも、多くの会社が Hiring Close してる傾向にあります。
この状態で、頑張って就活をする元気がそこまでなかったのがここの背景です。
ホームシック
2 つ目のホームシックについて、2 年ほど日本に帰ってなかったのでさすがに一度日本に帰りたくなったのが理由です。
今思うと 1 年に 1 度、年末などの冬の時期に日本に戻っていればよかったなーと思います。飛行機代が高くて尻込みしたのと、就活時期だったので年末もカナダに居たのですが、実際は年末年始だとあまり求人・HR も動いていないので日本に帰っても問題なかったです。
また、カナダはカナダの良さがありますが、日本は日本の良さを体験を通して実感できたので改めて日本で生活したくなったのも理由です。これだけ生活インフラがしっかりしていて、街もキレイで、すべてが安くて、食べ物が美味い国はすごいですからね。
とはいえ、日本が持っている強いデメリットがあるのも事実です。
- 少子高齢化
- 組織の硬直化による腐敗
- グローバル・英語との親和性の弱さ
- 地震・津波などの自然災害の多さ
- 危険度が高い隣接国が多い立地
今後グローバルの視点でみたときに、これらのリスクをどれだけ許容できるか否かは日本に滞在するか海外に出るかの大事な視点かと思ってます。
今後について
生活拠点として、しばらくは日本で生活する予定です。
日本に戻るのも 2 年ぶりなので、いろいろとやることが溜まってるので1つずつ消化していきます。
- 金融周りだと、資産ポートフォリオを整理。
- 事務周りだと、パスポート・免許などの更新。
- 勉強周りだと、簿記・FP の勉強と取得。
- などなど
今回、いいタイミングなので時間をとってここらへんのリストをできる限り消化していこうかと思います。
日本で継続すること
日本で生活しますが、またカナダに行くことに向けて日本で継続していくとを考えておきます。
というのも、いまは日本での生活は問題ないのですが将来も同じようにここで豊かな生活ができるかが不安が強いです。そのため、景気・情勢を見て場合によってはまたカナダに行きたくなるかもしれません。
そのときに備えて、これらは常にメンテナンスと伸ばすべきかと思っています。
- 技術力
- 英語力
- 経歴
- 健康
- 資金
1つずつ見ていきます。
技術力と英語力
技術力について、自分の職種がソフトウェアエンジニアなため技術力が高ければ高いほどジョブオファーを取得しやすくなり、仕事も円滑にできる上に給与・待遇も上がりやすくなります。
英語力について、実際にカナダで働いていみた感覚値としてもう少し伸ばす必要があることは体感としてわかりました。 すでになんとなくのレベルでは喋れるのですが全体的に理解が甘いことがわかったのが大きいです。 そのため、日本にいる間は構文・知識・ボキャブラリなどの基礎を改めて固めるところから再開しようかと思います。
経歴
経歴について、できる限り正社員として経歴を伸ばします。
今回の件の学びの1つとして海外渡航+永住権を目指すことを考えるとフリーランスではなく正社員の経歴のほうが大事でした。というのも、永住権の申請はポイント性になり項目の1つとして職務経歴の長さに応じてポイントが加点されます。ですが、フリーランスだと経歴として有効にならない場合があったり、有効化するための証明が大変か現実的でないケースもあります。そのため、フリーランスとして活動も続けていきますがそれとは別に正社員として働いて経歴の年数を伸ばすべきかと思っています。
また、退職するときには必ず在籍証明書を取得するようにします。ビザ申請のときに必要なのですが英語な上に日本だとこの文化がなくて取得が大変でした。会社によっては発行してくれなくて永住権が取れずに詰むこともあるのでここらへんも意識しておくべきかと思います。
健康と資金
健康について、すでに 20 代も終わったため徐々に自分の健康に対しても明示的に投資比率を上げていかないといけないと思っています。カナダでは少し無理してたこともあり、せっかく医療へのアクセスがとんでもなく良い日本に戻ってので体のメンテをしていこうと思います。
資金について、再度カナダに行くことを考えて資本を貯めつつ資産ポートフォリオを整備します。注意点として、日本で過ごす場合は iDeCo・NISA・小規模企業共済などの節税優遇が高いものは使えばほぼ 100%得になりますが、今後カナダに再度移動する可能性も考慮しないといけません。つまり、途中で抜けたときの損益分岐点とこれらの制度途中での辞めやすさなどの観点も考慮すべきポイントになります。
おわりに
以上が、2022 年にカナダから日本に帰国したときに考えていたことなどのまとめでした。
特に 2019 年から 2022 年までは結構ハードだったので、しばらくは長い冬休みだと思って日本でのんびり暮らそうかと思ってます。
とりあえず、帰国してコンビニの食べ物・スイートを買ったり、ファミレス行きましたがカナダと違ってどれも安いのにうまくてめちゃくちゃ感動してるので、みなさんも当然のように食べてるモノをもっと意識して味わってください笑