カナダ留学予定がコロナで 1 度吹き飛んだが、なんとか学生になった話

こんにちは、コロナ渦に盛大に巻き込まれた Nash です。

この記事は「カナダ留学予定がコロナで 1 度吹き飛んだが、なんとか学生になった話」です。

どんな感じで巻き込まれたか見ていく。

フリーランスエンジニアがカナダ留学をチャレンジ

「そもそもなんでカナダ留学するの?」という疑問もあるかと思うけど、雑な回答としては「日本ならフリーランスエンジニアでもどうにか生きていけそうなので、他にロマンがあるチャレンジなことをしたくなったから。」になる。

もうちょっと細かくあるけど、詳細はこっちに書いてあるので、気になる人はどうぞ。

フリーランスエンジニアのキャリアパスでカナダ移住・就職を目指す話

カナダ留学とコロナの時系列

とにかく「カナダ留学をするぞ!」と思い立ったので、2020 年はそれに向けた行動をしていた。

ここから、時系列がわかるように年月+アクションをつらつら書いていく。

2020 年 1 月: カナダ留学を決定して学費を支払い済み

2020-01-22: この時期にはカナダ留学は完全に確定させていて、すでに学費などの支払い済みの状態。

2020-01-20: ちなみに、Wikipedia を見るとダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に入港したのがこの日みたい。なので、まだまだコロナが対岸の家事だった時期。

2020 年の 4 月: (予定)カナダへ渡航

2020-04-01: カナダ渡航の予定日。ここから楽しい学生ライフが始まるはずだった。。。

2020 年 3〜4 月:日本 ⇒ カナダの入国禁止

2020-03-16: すでにじわじわと「コロナやばいから行けるかわからなくね?」の空気があり、航空券を購入しないで様子を見ていた。ただ、さすがにそろそろ購入しないとダメだと思いこのタイミングで購入した。

2020-03-16: 同日、日本 ⇒ カナダの入国禁止アナウンスが出る。

まさかの航空券を購入した当日に入国禁止のアナウンスが発生。チキンレースでも、ここまで見事な失敗はなかなか無いだろ。。。

しかもギリギリで購入したこともあり、航空券が代理店(楽天トラベル)経由でしか買えなかった。結局、入国禁止のため、返金・予定日変更などの処理が必要になったけど、メチャクチャ手続きが面倒だった上に追加料金も無駄にかかった。航空券はマジで二度と代理店経由で買いたくない

2020 年 4 月〜5 月

ということで、カナダへの入国が禁止になったので、当初予定していたカナダ渡航してからのスケジュールが吹き飛んだ。

カナダに行くためにフリーランスの仕事もストップしてる状態だったこともあり、やることも無い。ここらへんは、かなりグダグダな日を過ごしてしまった。

「いつ渡航できるんだろう?これ。」な状態でずーと待機してた。

2020 年 5 月: あきらめてフリーランスの仕事を始める

「あれ、コロナって簡単に収束しなさそうやん。少なくとも冬まで無理だろ」と思い、「このままグダグダするのも良くないし今から仕事見つけておくか」となって、仕事を探して始めることに。

ここで2つの会社と契約をして週5〜6くらいの稼働を取ったのだが、、、、

2020 年 6〜8 月:カナダに行けるチャンスが到来するも。。。

カナダ入国として 2020 年 8 月から行ける可能性が浮上する。ただ、渡航はできても授業はオンライン。そもそも、まだ入国解禁が確定しているわけではないという状態。

「コロナ禍で夏にカナダ渡航は絶対無理だろ」って思ってたのでフリーランスの仕事を埋めてしまっていた。 ここでもしカナダに行くとなると下記のタスクがごりっと入ってくる。

  • 準備:渡航準備、英語準備
  • 仕事:新しく2つのプロジェクトにジョイン
  • 渡航:カナダへ渡航〜生活スタート+学校も始まる。

うん、このボリュームは無理だろってことで、泣く泣くカナダ渡航を再度断念する。。。

2020 年 8 月〜10 月: カナダ渡航に向けて準備

「さすがに冬にはカナダに行けるだろ」と思ってカナダ行く前提で準備を始める。

仕事はそもそもリモートだったので問題なかったけど、そもそも体調を見事に崩してすべての仕事をストップすることにした。なんだろう。今年は厄年なのかな。

【経験談】エンジニアが首・肩を痛めて病院に行った話

不幸中の幸いか、仕事がストップしたのでカナダ渡航の準備がしやすくなる。

2020 年 11 月: カナダに渡航だぁー!!

2020-11-20: カナダにやっと渡航できたぁー!!!渡航できたのはいいけど、ここからハードな 14 日隔離生活がはじまる。詳細は下記にてまとめてある。

2020 年のコロナ全盛期にカナダ渡航して隔離されてたときの日記

2020-11-23: 隔離生活をしながらオンラインで ESL の授業も無事始まる。

いろいろあったが、これで 14 日の隔離生活も終了した。

2020 年 12 月: ESL 修了

2020-12-18: ESL 修了。無事に終わった。そこらへんの内容は下記にてまとめてある。

カナダの学校に通って ESL クラスを修了した話

カナダ留学できたね

というわけで「無事、カナダへ渡航+留学ができたね。めでたしめでたし」という話なんだけど、問題もいろいろ出てきてるので整理する。

2020 年を無駄に溶かした

結果だけ振り返ると、2020 年の半年以上を無駄に溶かしてしまった感じが悔やまれる

とはいえ、コロナ時期は1ヶ月後にはどうなってるかが全然見えない状態だったので仕方がないとは思ってる。

たらればがあるとすれば、しばらくはカナダのことを完全に置いておいて、違う勉強をするなり、すぐに仕事を再開すればよかった。または、逆に夏まで辛抱強く待てばカナダに 2020 年 8 月には来れただろうな。

コロナによってワーホリが削れて就活がハードモードになった

予定していたビザが使えなくなり自分の就活がハードモード化しそう。

日本人には魔法のワーキングホリデービザ(以降、ワーホリ)というものがある。ワーホリは滞在+労働が可能なビザで31歳までに申請してそこから1年以内に使用可能。

自分の当初の予定は下記のビザ予定だった。

  • 2 年間:学校のビザ(2年のうち、後半の1年はインターン的に働ける)
  • 3 年目:ワーキングホリデービザ(引き続き働く)

だが、コロナにより学校開始時期が後ろ倒しになってしまった。合わせて、自分の年齢の問題からワーホリ使用可能な期間が最大でも半年くらいしか使えなくなってしまった。

しかも、コロナによって 2021 年のワーホリ申請が行われない可能性も噂されている。その場合、カナダでの就活+働き続けるハードルがかなり上がり、就活周りがかなりハードモードになるのでビザ問題は正直懸念してる。

コロナ後のニューノーマル

コロナ後はニューノーマル  が世界的に劇的に導入された。

その1つで、オンサイトで働くほうがむしろレアケースになってしまい、カナダにわざわざ来て仕事を探すアドバンテージがかなり弱くなってしまった

コロナ前では、海外で働く手段として渡航して現地就職をするのはよくある手の1つだったと思う。もちろん、リモートで仕事探しもできたけど、全体的にハードルは高めだった。だが、コロナ後では、世界的にリモートワークが一般的になってしまい渡航してまでオンサイトへ行くメリットが薄くなってしまった。

とはいえ、コロナ前には学費も支払ってしまっているし、せっかくなので行ってみるかな、という感じでオンサイトでカナダに渡航した次第ではある。

これがうまくいくかどうかは「2~3 年後にカナダで働けているか?」によるので、そこで答え合わせしたい。

おわりに

というわけで、どうにかカナダへ渡航して、どうにか学生をしている話でした。

コロナ禍で渡航したり、わざわざオンサイトで学生をしている人もなかなかいないが、せっかくなので楽しもうかと思う。

以上。