ソフトウェアエンジニアがカナダ移住・就職を目指す話

どうも、カナダのバンクーバーに来ている Nash です。

この記事は「フリーランスエンジニアである自分が、いま構築してるキャリアパスとしてカナダ就職・移住を目指している」という話についての記事。

では、見ていく。

キャリアパスのスケジュール

カナダ就職・移住のために、「いつ、何をするか」を整理する。

  • 2019 年:日本でフリーランス成り(0 年目)
  • 2020 年:海外移住(1 年目)
  • 2021 年:海外就職(2 年目以降)(2022 年になりそう)

(後述するけどコロナが発生したので、海外就職が 1 年分、後ろ倒しになり 2022 年になる予定)

1つずつ見ていく。

2019 年にフリーランス化

これは予定というよりも、すでに過去の話だけどわかりやすいように書いておく。

2019-01 くらいから、ぼちぼち個人的な仕事を初めていて気付いたら開業届を出してフリーランスになっていた。

フリーランスエンジニアになって約1年半が経ったので振り返り【2020 年】

2020 年に海外移住

2020 年にカナダへ移住する。

これもすでに達成済み。

【バンクーバー】カナダへ移住して気付いたことまとめ【日本と比較】

この年は、いきなり現地就職を目指さない。 1年間の準備期間を作って、就活・英語に対して準備をしていく。 なので、翌年から現地就職する予定感で考える。

2021 年に海外就職(更新:2022 年になりそう)

2021 年に海外就職をする。(コロナ影響で 2022 年になりそう)

具体的には、カナダのバンクーバーで就職先を見つける。

進捗があればあとで随時更新する。

なんでなのかを整理

このキャリアパスを形成した理由などについて、Why ベースで考えを整理していく。

なんで、海外で働くという選択肢を選んだのか

  • ロマンがあるから
  • 海外で働ける選択肢がほしいから
  • フリーランスの次ステップを探してたから

1つずつみていく。

「ロマン」ってのは大事だと思ってる。どうせ人間、遅かれ早かれ最終的には死ぬんだし、現実との折り合いをうまくつけながら楽しいキャリアパスにするのは大事だろう。

「海外で働けるという選択肢」だが、今後の日本人には大事な要素だと個人的には思ってる。長期的に、国レベルで日本がどうなるかなんてわからない。エンジニアはただでさえポータビリティが高い職種なので、そのメリットを存分に活かすためにも選択肢をアクティベーションしておきたい。

「フリーランスの次のキャリア」だが、2019 年になし崩し的にフリーランスになってから次のステップをどうするか迷っていた。正直、「フリーランスになってから一年くらいはきっと大変なんだろうなー」と思ってたら、なにも大変なことがなくて拍子抜けするくらいだった。このまま惰性でフリーランスを続けると簡単に腐りそうなので、次ステップとしてのチャレンジとしてこれを選んだ。

なんで、カナダを選んだのか

カナダを選んだ理由だが、端的に言えばすべてのバランスが一番いいから。

要素ごとに見ていくと下記などがメリットになる。

  • 言語:第一言語が英語
  • 文化:移民国家なので、移民に優しい
  • 生活:安全かつクオリティも安定してる
  • 立地:アメリカとタイムゾーンが同じ+距離が近い

他にもアジア圏なども選択肢として悪くはないとは思う。特にコスパの観点でみると良いが、中長期的なキャリア構築の観点で見るなら英語圏のほうが良いだろうと思ってる。

【経験談】国内・海外で今まで移住してきた場所の比較【まとめ】

海外就職してるエンジニア勢のブログなどをいろいろ見てもらえれば、他の候補も出てくるかと思う。自分なりのベストな国はそれぞれで考えるのが良いんじゃないかな。

なんで、この方法にしたの?

自分の方法は「現地学校に入り、そこから現地就職を目指す」という方法になる。

この選択肢にした理由は下記の通り。

  1. 資金的な余裕があったから
  2. 年齢的チャンスがあったから
  3. フリーランスで働くアテがあったから
  4. 面白そうだったから

1 つずつ見ていく。

「資金面」だが、まず現地学校にはいる時点それ 100 万円オーバーの金を積まないといけない。安い買い物ではないし、正直それで得られる知識面も微妙。なので、「学校に金を払っている」のではなくて「金でビザを買っている」という考えが一番スッキリする。いずれにしても金は必要になるが、会社員・フリーランスと仕事をしてきていたので金はある程度はあったしロマンを買ったと思えば悪くはないとだろう。

「年齢的チャンス」だが、この現地学校 ⇒ 現地就職の流れにおいてワーホリビザを使えるか否かによって就活のハードルがかなり変わってくる。自分の場合はかなりギリギリだが、ワーホリが使えるチャンスが残っていたのでチャレンジしてみた。(後述するがコロナによって、これが使えない・減る可能性が出てきてて震えてる)

「フリーランスで働くアテ」だが、すでに日本でいくつかの会社と契約して働いてきたのがリスクヘッジとして機能してる。学生中に日本の仕事を出来るので資金・キャリア的な損失が少なそうだし、仮にすべてが失敗して日本に戻ってもフリーランスでひとまず立て直せる見通しが経っているので。

「面白そうだから」ってのは意外と重要だと思ってる。「キャリア構築としては失敗」だとしても「エンタメとして面白かったので成功」という考えも出来るので、少なくとも就職できなくてもカナダで生活してみた経験値は人生において無駄にはならないだろう。

なんで、他の選択肢で海外を目指さないのか

結論から言うと「ステップを踏みながらキャリア構築をしたいから」になる

まず「他の選択肢で海外を目指す」なら、下記のような方法があるかと思う。

  1. 日本で外資に入り、そこからステップアップ
  2. 海外の拠点にオンライン面談で入る

1つ目の日本で外資に入るステップだが、正直これが一番順当な方法だと思う。日本で生活を続けられながら、かつ給与水準が高い傾向の外資に入りキャリアを構築する。ただし、どれだけ英語を使い成長できるか、またきちんと技術職としてジョインできるかの2点は注意しないといけないと思う。

2つ目の海外拠点へオンライン面談だが、技術的にアピールポイントが高くて英語がビジネスで使えるレベルの場合はかなり有用だと思う。ただし、ビザも含めて相手企業に発行してもらう必要があるので、全体的にかなりハードルが高いと思う。

また、2つとも少なくとも下記の2つのレベルが求められる。

  • 技術:少なくとも採用に至るレベル
  • 英語:会話〜ビジネスで問題なく使えるレベルで

自分の場合は、両面で不安を感じていたのでもう少しステップを刻んで進める方法で、今回の方法を選んだ。 とはいえ、人に勧めるなら1つ目の「日本で外資に入る」というところを勧めるかなー。

おわりに

というわけで、「フリーランスエンジニアのキャリアパスでカナダ移住・就職を目指す話」でした。

このステップがうまくいくかはわからないけど、少なくとも現地就活のフェーズが終わったタイミングで答えが出てるだろうから、そこで答え合わせをするかな。

その他:コロナ影響

2020 年にコロナパンデミックが発生した。

自分もこの影響をピンポイントに食らってしまい、もともとしていたプランにもダメージがかなり出ている

  • 現地イベントがなくなるので、現地でコネクション形成ができない
  • ワーホリビザが少なくとも減るし、最悪使えない可能性がある
  • スケジュールがずれたので、現地で働き始めるのが 2022 年に後ろ倒し

詳細は下記でまとめてある。

カナダ留学予定がコロナで 1 度吹き飛んだが、なんとか学生になった話

コロナ禍は天災なので「まぁ、仕方がないよね」と言い聞かせてどうにかやってます。