【入社エントリ】カナダのバンクーバーでソフトウェアエンジニアとして働き始めました

ども、Nash です。最近、Vancouver にあるスタートアップ企業に入社して 3 ヶ月ほど立ちました。

この記事では、自分がこの会社に入社したことに対しての振り返り・思いなどを書き残した入社エントリです。

この記事では就活については言及しないですが、時間ができたらどこかで就活についても書いてみようかと思います。

では、見ていきます。

はじめに

2022/03 から Vancouver にある企業に Fullstack Engineer としてジョインして働き始めました。

もともと、海外の企業で働くことに関心があり数年かけてここまで来た形になりますね。いやー、長かったー。

振り返るとこんな感じです。

  • 2017/07:Web 系のスタートアップに転職し、職業プログラマになる。
  • 2018/12:退社。独立してフリーランス化。複数の現場の開発をする。
  • 2021/01:カナダに渡航。ビザのため現地学校に 1 年間通い始める。
  • 2022/03:Vancouver にある現地企業に入社。

もともと、2017 年の時点で SE だったのですがそのときに下記の2つの選択肢で悩んでたんですよね。

  • 「日本で SWE にキャリアを変えてスタートする」
  • 「カナダに渡航して、SWE の仕事を探す」
  • (SWE: ソフトウェアエンジニア)

その当時は、「成功するビジョンがわかない」という理由が強くて最終的にカナダに来る選択肢は取らなかったです。 何より日本でやれることがまだまだあるだろう、ということもあって当時は日本で SWE として仕事を開始しました。

なので、そこから数年間は日本でキャリアを積み、それからカナダに渡航、ジョブオファーを取って今はここで働いている流れです。

長かったなーと、思い出に浸ってると脱線してきたので、入社エントリに話を戻します。

何をしてる会社なのか

英語学習を目的とした読書 SaaS を運営している会社になります。会社にタグを付けるなら、ここらへんの要素になりそうかなーと最近思ってます。

  • Ed-tech
  • NPO
  • Game(仮)

Ed-tech について、SaaS の方向性が子供向け英語学習コンテンツとしての Reading Plarform となり、ビジネスの分野としては Ed-tech になるかと思います。

NPO について、子会社に NPO を持っていてそこでは途上国にいる子どもたちに向けて勉強を行う施設、インフラ、PC、SaaS をまるごと提供していたりします。そのため、今どきの言葉だと NP-Tech の色もありますね。

Game について、詳細は NDA で書けれないのと、仕様をもんでる最中ですが SaaS の提供するサービス全体的にゲーミフィケーションの色が強くなる予定なのでそういう意味では Game の色もあります。

というわけで、まとめるとここらへんの要素が入りそうな企業になりそうです。

どんな雰囲気の会社なのか

雰囲気として、家族・アットホームとかの色が強そうな感じの雰囲気をすごく感じる会社です。

コロナだったこともありオフィスがなくフルリモートになっていますが、最近あった会社のイベントでは CEO の家に 20 人くらい行って食事会+ゲーム+パーティーをしたりと、なかなか日本では起きないようなイベントで面白かったです。会社の規模も 50 人以下の小さいこともこういう企業文化を支えてそうだなーと思う次第です。

どんなポジションなのか

ポジションとしては、Fullstack Engineer となります。

具体的なやることは、Frontend + Backend 開発で特に Backend のリプレイスなどが多くなる予定です。

ファーストキャリアは Backend Engineer だったのですが直近の 2 年くらいは Frontend Engineer としての活動が強くなっていて、個人的にキャリアの方向性として Frontend よりかは Backend 寄りのことをやりたいと思っていたので、今回の Fullstack Engineer としてのキャリアはやりたいこととマッチしてる状態ですね。

どんな技術スタックなのか

主要な技術スタックとしては下記の3つになります。

  • Next
  • Parse
  • Elixir

Next は、React 系の Frontend ならデファクトスタンダードなので特に解説することはないですね。

Parse は、もともと Facebook が提供していた BaaS で現在はサービスが終了していて今は OSS 化している FW になります。BaaS の先駆けだったこともあり、全体的な API 設計などは今で言うところの Firebase とほぼ同じような形です。ただ、すでに BaaS としてはサービスは終了してますし現在では Firebase の台頭により、残念ながらメインストリームから取り残されてしまっている技術スタックになりますね。

Elixir は、動的型付け言語で RubySyntax の Erlang ですね(ざっくり説明)。自分も過去に 1 年間ほど Elixir / Phoenix を使って開発をしていて、比較的に新しい言語なこともあり好きな言語でした。Elixir もメインストリームとは離れている技術ですが、CTO が Erlang fun なこともあり今後はこの技術で進めていく方向性です。

ここで何をしていくのか

今回の就活の中で優先していたものとして「ビザ」になります。その次点として、フルスタックとしてのキャリアを伸ばすところを見ていました。

これらをまとめて、今後の目標について改めて整理しておきます。

今後の目標

1つ目は、圧倒的に英語です。

現状、英語力が足りないのですべての行動にデバフ(マイナス補正)が鬼のようにかかってきて、仕事を回すのがしんどい状況です。英語学習は知っての通り成果が結果に結びつくまでにかなり時間を必要とするものなので、英語コミュニケーションがうまくできないという前提のもとでも仕事を進めれるようにうまくそこらへんを付き合っていきます。(勉強もしますが。。。)

2 つ目は、永住権です。

別にカナダに住むという目標はないんですが今後のビザステータスを安定にさせたいですし何よりビザサポートもしてもらえるのでここらへんも進めていく予定です。何かしらの問題が発生しない限りは永住権の申請まで行ける予定ですが書類手続きとか苦手なので頑張ります。。。

3 つ目は、Backend Engineering です。

現在はアプリケーションレイヤーの開発をしていますが、今後は少しずつ低いレイヤーのことをやりたいなーと思っていて、その一環として Frontend から Backend にキャリアを移動させたいと思ってます。まぁ、ここらへんは会社・チームなどの状況に依存するので完全にコントロールできるわけではないですが、

3 ヶ月、働いた感想

入社エントリですが、3 ヶ月間すでに働いているのでここまでの感想を残しておきます。

仕事内容について、基本的にいままで日本でやってきたこととあまり変わりはありません。SWE としての機能開発・バグ Fix などがメインで、チームとしては仕様などを話あって固めたりします。

働きやすさについて、リモートファーストかつコアタイムのないフレキシブルなので、週 1 でやっているチーム会議でもちょくちょく「今、母国に帰ってるんだよね」みたいなメンバーがいて、リモートでみんな仕事をしてる感じですね。

英語について、とにかく自分の能力不足があって辛いです涙。劇的にスムーズなコミュニケーションができるようになることはないですが、なにかしらの方向性を決めてどうにかしていかないとなーという思いです。

おわりに

まさか、Elixir をまた使うことになるとは思ってなかったですが、ここで過去の自分が思っていた疑問に対する回答ができます。

そのため、ニッチ戦略を取った結果がどうなるか?という点のジャッジを行うには今の時点では時期尚早であるので、これは後日、ジャッジ出来るタイミングにでも書こうかと思う。 https://snamiki1212.com/retirement-from-company-1

結論は、ニッチ戦略のおかげで Vancouver で働いているよー!過去のおれ!

みなさんも今やっていることが、いつか未来に繋がることを願ってます!幸あれ!

追記

退職エントリを追加しました。

【退職エントリー】カナダのバンクーバーのスタートアップを辞めました