ソフトウェアエンジニアがなぜフィリピン留学に行くのか
こんにちは。Web エンジニアの Nash です。
この記事は「フィリピン留学をすることを決めたソフトウェアエンジニアである自分が、どのしてこの考えに至ったのか・どういう背景なのかをまとめた考えを書いた記事」です。
では見ていきます。
フィリピン留学に対するマインド
集中的な英語学習
英語学習という観点では下記
- 効率的な語学学習として短期集中がベターだと考えている。
- 土日は授業が無いが復習/予習+フィリピンの街や観光地で英語を使う練習予定。
- この期間はエンジニアリングは基本的に行わない。
予行練習
英語での環境で海外で生活などを経験する。つまり「海外でエンジニアとして活動している」という想定に対しての予行練習なところである。
フィリピン留学の事前にやること
フィリピンでは学習というよりもトレーニングの場という考え。
そのため、フィリピンに行ってから座学を始めるというスタンスは圧倒的な準備不足という認識。 日本にいる時点で中高レベルの座学は終わらせておくのは必須事項。
具体的には下記。
- 中高レベルの基礎復習
- 瞬間英作文
- 音読パッケージ
- オンライン英会話
フィリピン留学でやること
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英語学習
スピーキング/リーディングによる実際に会話を行えるようになることを目的とした学習を行う
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エンジニアリング
IT の学習は最新の動向をウォッチする程度は行う
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ブログ
フィリピンの日常をブログに残しておく
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セルフ EOP( English Only Policy)
EOP ルールがなくても、日本語を使わないようにする。
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異文化交流
できる限り日本以外の人との会話を心がける。ただし、嫌日派の人とは会話は控える、また人間との会話自体に疲れても頑張る。
フィリピン留学でやらないこと
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TOEIC 勉強
TOEIC の勉強はしない。フィリピンで学ぶべき内容ではないと思うので。
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遊ばない
息抜きレベル以上に遊ばない
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エンジニアリング
IT の学習は強くは行わない
フィリピン留学後に獲得予定なモノ
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自信
下手でも英語で話す経験と自信を得ている
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実用英会話能力
実用を重視した英会話。TOEIC などによる定量的な向上をメインとしない分「なんとなくフィリピン良かった」みたいにならないように注意する。日本に戻ってきたら 1 日 30m は必ず英語を話す場を作るようにする。
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友達
海外/日本の友達を作っておく。エンジニアならなおよし。
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ブログ
Web エンジニア目線での一通りのフィリピン体験記を作成する
フィリピン留学の場所と学校
結論はバギオの PINES にする。
もともとセブ島で考えていたがエージェントからのおすすめでこちらにした。無意識のうちにセブ島のネームバリューもあり、「最初の語学留学だから無難な場所が良いのでセブ島のどこか」と考えてしまっていた。だが、改めて考えると大事なのは目的と場所が合っているか?なわけで、今回の目的は「英語学習に集中」だ。セブ島はパリピ民が多く来ることもあり、学習環境/治安的にここを選んだ。
また、この手のモノは行ってみないと判明しない要素が多いジャンルなので、日本で調べられるだけ調べて迷えるだけ迷って決めたところである。なので、結果としてこの学校選択は失敗可能性もあるが、少なくとも後悔はない。結果は後日に記載。
フィリピンの語学留学のエージェント
ネットで事前に大量に調べたあとに、複数のエージェントに話を聞きに行った。案の定だが、エージェントによっては「XX 月は繁忙期だから、はやくしないと〜」や「弊社は厳選な認定のある学校のみなので安全」的な嘘は普通に言ってくるが、ネットで調べた情報の裏取りと客観的な意見が貰えるので、やはり様々なエージェントに話を行うのは良かった。ただ、めんどくさい。
フィリピンで IT 留学
フィリピン IT 留学とは、英語と IT の勉強を一緒に行うプランによる留学を指す。
結論、1つのことに集中しないと両方とも中途半端になる可能性が高いので調べてる段階で選択肢から外した。
IT 留学を行った結果のブログ記事が色々出てきたが、総じて非効率である旨の下記のような経験談が多かった。
- IT の学習は日本で行えるし、日本の方がレベル高いし、日本語でわかりやすく行ってくれるし、安い
- 英語の学習だけでも大変なのに、IT の学習まで行うと時間の制約上、両立するのは不可能。というか、そもそも、IT 学習だけでも詰まる人は詰まるのに英語も両立できるはずがない
- 中途半端に数ヶ月学習した程度だと国内に戻ってきても就職ができないレベル感
とは、いえ自分としてもこれらの記事だけで判断するのも微妙なので NexSeed の説明会に行ってきたが、少なくとも自分のレベル感ともマッチしていないし、そもそもマッチしていても「英語学習を集中」という観点からもやはりこの選択は行わないし、個人毎のオーダメイド的な学校から提示される英語のカリュキュラムがない=学校自体に英語学習のナレッジがなかったりそもそも注力していない可能性が極めて高い、などの理由から自分は選択しない。
まとめ
人によってフィリピンに行く理由はまちまちだと思うけど遊びがメインに行く人ならゆるいところに行けばハズレはないと思う。
けど、真面目に学習する目的で行くなら、そういう人にとってのハズレな学校は多いし、自分の行動次第ではイマイチな留学になる可能性もあると思う。
深掘りしておけば、事前に思考整理と方針を定められるし、事後に振り返りが行える。
というわけで、ここまで準備してるんだから良い結果になってほしいな、という願いとともにフィリピン留学までの日数を数える日々を過ごす。