ローカルガイドになって、サンフランシスコを目指すことにした話
こんにちは。Amazon の口コミを信じることを辞めた Nash です。
この記事は「自分がローカルガイドになることを決めるまでの、過程で調査したことを、まとめた記事」になります。
GoogleMapへ口コミを行う
— Nash🌏留学中Webエンジニア (@snamiki1212) 2019年1月23日
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ローカルガイドになって、サンフランシスコを目指すことにした話
早速、なぜローカルガイドになることを決めたか?の結論は、下記のとおりです。
- プラットフォームがキレイかつ自己浄化能力がある
- 長期的に、デジタル資産を生み出す可能性が高い
- サンフランシスコのイベントに招待される可能性が生まれる
という、3 点が特に良かったので、ローカルガイドになることを決めました。
以前、「Amazon Vine ユーザという、Amazon のトップレビュワーを目指そうかな?」と調べたが、 あまりに、条件がよくなかったので、目指さないことは決めました。
詳細は下記の記事でまとめています。
AmazonVine メンバーを、私がなぜ目指さないか ← 現状がやばい
そこで、別のプラットフォームとして、ローカルガイドについて確認したところ、自分好みの観点が多かったのが、理由です。
その前に、まずは前提の説明から始めていきます。
ローカルガイドとは、GoogleMap を投稿する人のこと
日々、地図情報についてもブラウザ・アプリを活用しているが、その中でも特に GoogleMaps の普及率は高く、かなりの人が使っていると思います。
GoogleMap 上では各場所ごとに
- 評価(星による 5 段階)
- 口コミ
- 画像
- 動画
- その他ビジネス情報(開店時間など)
などの、情報がありますね。
これらは、基本的に一般ユーザによって投稿されています。
これらを投稿するメンバー・機能・コミュニティなどを総括して「ローカルガイド」と呼ばれています。
ローカルガイドは、「自己浄化能力」のあるプラットフォーム
プラットフォームにおける「健全性」は、自分はかなり重要視しています。
その点、残念ながら Amazon レビューはプラットフォームとしても、クリーンだとは感じなかったです。 他にも、「食べログ」「Retty」なども同様です。
その理由は、
-
その ①:運営に信頼がおけない(冤罪や買収による垢バンやレビュー削除など)
-
その ②:ビジネス特性上、不正が横行している
という点が問題だと感じました。
逆にローカルガイドの健全性が、かなり高いように感じました。 以下にて詳細に記載します。
理由 ①:Google の運営能力が高く信頼がおける
これは感覚値ですが、GoogleMap の普及率はかなり高く、その点でもかなり成功しているサービスだと思います。
そして、成功しているサービスに対しては、運営側は予算を多く割り当てることができます。
運営予算が多く掛けられるサービスなので、運営の質も比例して良い、という可能性が高いと考えます。
また、後述のメリットにも記述しますが、タダで海外に行ける可能性が生まれます。
具体的には、ローカルガイドとして貢献して活動しているとサンフランシスコでのイベントに招待される可能性があります。
交通費・ホテル代金などをすべて Google が負担します。控えめに言って頭がおかしいレベル。
Amazon vine では、殿堂入りした Amazon レビュワーのコメントを無断削除する、などの Amazon のコントリビュータの扱いを知っていたので、この断片情報だけでも Amazon と Google のコントリビュータに対する扱いが段違いなのが、わかってもらえるかと思います。
理由 ②:Google のローカルガイドはビジネス特性上、不正が横行しにくい
この理由について解説します。
- 「Google」と「掲載される店舗側」の間では基本的にビジネスが無い。
つまり、店舗がプラットフォーム側の Google に金を積んでもコメントを取り消すこともできないし、順位を上げることもできないのです。
最初、プラットフォームを選定していたときに「食べログ」や「Retty」なども考えました。
だが、これらのプラットフォームはビジネスモデルの仕組み上、ネガティブなコメントは金の力で、消されます。
つまり、ユーザーにとってはこれらのプラットフォームは全く公正ではないわけです。
- Amazon・楽天のように悪質業者が発生する可能性が少ない。
確かに、GoogleMap でもサクラコメントが発生してしまうことはあります。
だが、中長期的な目線で見るとユーザの評価が蓄積したときに、それらのサクラのコメントという名の汚れはユーザーたちの手によってキレイに浄化されていくように考えます。
理由として、まず、Google Map では評価対象がリアルな店舗・土地などのため、ネガティブなコメントが多くなっても評価コメントのリセットを行う作業がほぼ不可能です。
Amazon・楽天などのように、商品ベースに口コミをしていくなら、商品を少ないサイクルで入れ替えて評価の高いレビューを大量に仕込めるが、GoogleMap では物理的な場所なので、極めて厳しいです。
結論、ビジネスモデルの仕組み上プラットフォームが汚れにくいし、汚された場合もコントリビューター達の手によって浄化していくことができるように感じます。
ローカルガイドのメリット・デメリット
ここまで、プラットフォームの観点でベタ褒めなわけだが、客観的に出来る限りメリデメを整理します。 自分/他人/店の観点で出してみたので、一つ一つ見ていきましょう。
自分へのデメリット
- コントリビュートする手間がかかる。
- お金に直結するインセンティブが無い。
- 個人としての発言なので、個人情報の取扱を注意するのと、店への低評価をする際は逆恨みされないような配慮が必要。
自分へのメリット
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発言力という権力が与えられる。
- 例えば、「この店の、XX の観点が良くないな〜」と感じたら、低評価とコメントを行える力が得られる(要:ノブレス・オブリージュ。)。 特に、今の LocalGuide の仕様ではレベルが簡単に上がるので、すぐにバッジ保持者にまでなれる。
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優秀なライフログツールとなる。
- 発言から過去を振り返ることも出来る。写真・コメントが簡易的なブログとなるため、思い出したりしやすい。
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デジタル資産が生まれる。
- アウトプットをし続ければローカルガイドのコントリビューターとして地位を得られて、自己ブランディングの一環ともなる。
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Google のイベントに招待される可能性がある。
- 2018 年ではローカルガイドのレベルが一定以上であることを応募資格としてサンフランシスコの本社でのローカルガイドのイベントに交通費・ホテル代金などをすべて Google が負担して招待してもらえることがあったとのこと。ただ、参加には英語力が必要で、自己紹介やローカルガイドに対するショートのプレゼン動画なども送って審査されるらしい。2018 年は日本であったようなので、今後もサンフランシスコに招待させてもらえるかは不明瞭だがチャンスは生まれる。
周りへのメリット
- 他人:調べる際に口コミ内容が他の人の助けになる
- 店:評価が低い場合なら改善を行えば評価が逆転する可能性が高い。
- 店:評価が高い場合なら集客効果となる。
結論として、自分にとって何より特筆すべきはメリットは「物質的な価値は確かに無いが、デジタル資産が充実する点」です。
まとめ
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Google Local Guide とは
- GoogleMap のスポットに口コミなどを投稿するコントリビュータとコミュニティ。
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Google Local Guide のプラットフォームは特徴
- 他のプラットフォームに比べて、クリーンで自己浄化能力もある。
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Google Local Guide でのメリット
- 物質的資産は産まないが優秀なデジタル資産を生み出す
おわりに:ローカルガイドになってサンフランシスコ行きたい
と、ダラダラと長く書いたが、「サンフランシスコにタダで行きたいねん」という観点は否めないです。
いずれにしても、結論としてローカルガイドはおすすめです。最初はスモールスタートでも良いので初めて貰えれば幸いです。
ただ、個人的にはスモールスタートで小さく始めるよりもおすすめなのは、初期投資として過去の画像などを頑張って一気に埋めると成長過程をすっ飛ばせます。
GoogleMapへ口コミを行う
— Nash🌏留学中Webエンジニア (@snamiki1212) 2019年1月23日
LocalGuidesになった#LetsGuide pic.twitter.com/t9cMUxXgHP
それこそ、自分のように初めて 1 日でバッジ持ちの Level 6 になるくらいに。
ローカルガイドのレベル 6 に一日でなった話 ← コツは口コミを後回し
詳細は、上記の記事にてまとめています。