2020/12/242020/12/18

カナダの学校に通ってESLクラスを修了した話

こんにちは、北米で生活してるNashです。

この記事は「カナダにあるCornerstoneカレッジにてESLのクラスを終了したので、その気付きなどのまとめの記事」になります。

では、見ていきましょう。

Cornerstoneって、どんな学校なの

カナダにある下記の学校にてESLを受講しました。

今回、この記事で語るのはESL、つまり「英語を学ぶ授業」についてですが、ESLクラスのあとにWeb&Mobileのクラスも受講予定なので、そちらについても終わり次第、記事でも書きます。

なんで受けたのか

そもそも、「CornerstoneのWeb&Mobileクラスを受講したら、おまけでESL1ヶ月分のコースがついてきたので受講した。」です。

自分の時期だと1ヶ月分のESLがついてましたが、1年前に同じコースを辿った友人は3ヶ月分のESLがついていました。

1〜3ヶ月分の授業代金は馬鹿にできないし、そもそも学生ビザが発行されるのでカナダに滞在できます。とはいえ、サービスのESL授業は時期にあったりなかったりなので運の要素が強いですね。

期間

上記で書きましたが、1ヶ月間になります。

  • 開始: 2020-11-23
  • 終了: 2020-12-18
  • 時間: 09:30~14:30(昼休憩1h。4hの授業)

実は授業自体は15:00まであるらしいですが、いつも終了時間がほぼ14:30だったので全然知らなかったです。こういう時間にルーズな点はカナダらしいですねw

個人的には「どれだけ長く授業をやるか」よりも「どれだけ満足度の高い授業なのか」を指標にしてます。時間を指標にしすぎると、日本の残業文化に近い価値観で物事を判断してしまいそうなので、成果(=授業の質・満足度)で判断しているわけです。なので、ある程度は早く授業が終わろうが授業・先生に対して不満がなければ、特に問題ないです。

授業のメンバー

今回のESLの授業はマンツーマンではなくて、グループレッスンになります。

メンバーは下記の通りです。

  • カナダx1(先生)
  • 日本x2
  • ペルーx1
  • ブラジルx1
  • 台湾x1

フィリピンで英語の授業を取ったことはあるので、アジア系の英語には慣れていましたが、今回はじめて南米・北米エリアのメンバーとのコミュニケーションでした。

ESL授業の感想

ESLの授業を受けてみてのいろいろ感想とか書いてみます。

ESLの授業でよかった点

ESLの中でためになったなーと思ったのは下記のようなやりとりについて。

  • XXXというトピックについて、あなたの意見を言え
  • ケーススタディを想定してロール毎に会話
  • プレゼンでYYYについて発表しろ

1つずつ見ていきます。

英語で自分の意見を言う

特に1つ目の「あなたの意見を言え」が授業中にメチャクチャ多い。

  • 旅行するならどこに行きたい?どれくらいの期間でいくらくらい使う?
  • 自分の性格・気質はどんなタイプ?
  • 同じ職場で働いている同僚の過去の経歴が嘘だとわかったらどうする?

こんな感じでトピックについてはライトなものからヘビーなものもある。

この授業では「自分の表現したいことを、自分の持っている手札(=英語力)でどうにか表現しきる」という点でかなりためになった。主に2つの観点でみてみる。

1)「自分の手札を最大限に使う」という観点。ちょっと複雑なことを言いたいときでも出来る限り簡単な単語・構文で表現する能力がついた、と思う。とにかく絞り出す。

2)とはいえ、そもそも「手札が足りない!」と思うことが多いので、便利そうなフレーズを貪欲に相手から盗んだり、調べる機会がかなり多くなった。

ちなみに最後のトピック「同僚が経歴詐称してたら、どする?」について、ペルーの子は「速攻ボスのとこに行って、聞いて聞いてー!あいつ経歴詐称してるぜー!、って言う!」って満面の笑みで話してるのが印象的だったw。自分は「経歴よりも能力が重要なので、能力に問題なければスルーする」みたいな感じだったかな。

ケーススタディ

ある場面を想定して、それの台本を作って会話、またはアドリブ込みでやりとりする。例えば下記のケーススタディ。

  • 買ったものが壊れていた
  • 店にクレームを言う
  • または店員としてクレームの対応をする

今まであんまりこういうケーススタディをやってこなかったけど、リアリティがあって実際に遭遇するケースに近いほど「あーなるほど、そういえばいいのか、ためになるなー」と感じた。うーん、人並みの感想。

英語でプレゼンする

英語プレゼンは能力向上というよりも「自信がつく」っていう点で良かった。

というのも、下記のような「事前に費やす時間」がそのまま成果に結びつきやすく、その成功という結果が自信につながる、という理由から英語プレゼンをESL授業でやるのは良かったと思う。

  • プレゼン資料をきちんと準備する
  • プレゼンの練習を何度もする

確かに、プレゼン自体が苦手だったり経験が少ない人からすると、「苦手なものを英語で発表する!」というネガティブなも出てきて緊張・ナーバスになりそうだけども、ある程度は準備・練習で乗り越えられると思ってる。

自分のプレゼンは、足りない英語力を今までの社会人経験でぶん殴った感が強い。楽しかった。

逆にESL授業で必要ないと思う面

授業の中でもGrammar、Vocabularyは出てきたけど、正直これはいらないなーとは思う。 「座学に費やす時間」よりも「コミュニケーションに費やす時間」を捻出してほしい、というのが本音。 だって正直、座学なんて1人でできるじゃん。

ESL授業での気付き

ここからは、オンラインESL授業での気付きを書いていく。

南米エリアに住むメンバー、英語ペラペラやん

よくあるESL体験談の1つだと思うけど「ブラジル周りのエリアに住んでいるメンバーはペラペラやん」ってやつ。

実際、今回のタームでもブラジル・ペルーからの参加メンバーが居たけど、他のメンバーよりも頭1つは抜けて英語が堪能だった。あと、リスニング能力もかなり高い。

つまり、下記の熟練度がほぼ100%に近いと思った。

  • 中学レベルの英語
  • 生活上での会話でよく使われる英語(中学英語とは別の観点)
  • リスニング力

言いたいことは滑らかに表現できるし、英語自体も簡単に聞き取れてて、ジョークもよく言えている。ジョークが言えるのは余裕があるからだとも解釈してる。

ただ、「単語力・文法力がずば抜けているか?」と言われれば、意外とみんな知らないことが多いので、大学受験をしてる日本人のほうが知識面では勝っているケースも出てくる。 まぁ、ここらへんはネットでよく読む体験談のとおりですわ。

オンラインvs現地

授業は基本的にオンラインで受講、生徒が希望して予約すれば現地でもOK、というものでした。

「せっかくなので教室に行って英語を学ぶぞー」という考えもありましたが、割と速攻挫折したのでそこらへんについて記載しておきます。

自分だけ教室に行っても意味がない

まず、思ったよりもみんなオンライン授業が好きですw。(だって正直、楽だもんなー)

なので、教室で授業を取るなら「教室で授業を取ろうぜ!」と事前に生徒たちに根回しして、予定を立ててみんな同じに行くようにしないといけません。とはいえ、そうなると次はCOVIDの問題が出てきます。当たり前ですが、密になってしまうので、それはそれで良くない。

ちなみに、現地で直接授業を受けるメリットは下記のようなものがあると思っている(ちょっとビジネス色が強い観点だけど)

  • 生徒同士で休み時間・昼ごはんにより仲良く慣れる
  • つまりコネクション作りがより円滑・強固に出来る

もう少しラフな考えでいくと「単純にみんなでワイワイ仲良くできるよね」って考え。

ESLはオンラインのほうがメリット大きいんじゃない

というわけで、オンライン授業を受けるメリットとか下記のTwitterで書いてあるようなことが出てくる。

なので、結論、正直「授業」という点ならもう、オンラインだけでよくね?

グループESLの良さ

グループESLの良さとして、自分が知らない便利な表現をキャッチアップしやすいという点が大きかった。

関西に住んでれば関西弁になるよね、って理論に近い。自分の周りの人が使ってる言葉を自分も使うようになる、って現象。

ただし、これはある程度の英語力がある人間が存在しないといけない。 実際、フィリピンで英語を学んでいたときに、休み時間とかに生徒同士で英会話をしていたが、今回のグループESLのような良さがまるでなかった。というのも、英語力が低いと下記の比率が跳ね上がるから。

  • ボディランゲージ
  • フレーズではなくてただの単語での会話
  • ブロークンイングリッシュ
  • 盗む価値のあるフレーズなどを相手が持ってない

というわけで、自分より英語力の高い人間が周りにいる環境で、それを盗みやすいのがグループESLの良さの1つでした。

英語漬になると脳内言語が英語になる

一日の大半を英語だけで話していると、脳内で考えてるときのの言語も英語になっていく。日本語で考えてそれを英語に訳しているわけではなくて、そのまま英語で脳内で考えてる状態。

良い点として下記のような点があった。

  • 英文の生成速度が早くなる
  • 脳内で考える内容をそのまま反射で言えるので、英文を早く喋れる
  • 英文を作れないケースに気付ける

常に英語で思考しているので脳内での英語文章の生成速度が早くなっています、たぶん。また、文法的な意味合いで文章が作成できないと、そのたびに調べることで新しい文法・表現を学べます。また、口から英語を出すときの反射速度がかなり高い状態になっています。

悪い点として下記のような点。

  • 深い思考ができない
  • 慣れるまでに時間がかかる
  • そのくせ日本語を読む・書きすると、すぐに脳内言語が日本語に戻っちゃう

自分の言語能力に引っ張られて「こういうことをどうやって表現するんだ?」となると、そっちに意識が行って思考が止まってしまうの。本当に深く考えたいときには困る。たまに帰国子女とかで2ヶ国語を喋れるけど両方とも中途半端なので大変、みたいな話を聞くことがあるけど、それを疑似体験できた。深く考えられないし、深く表現できないので、これは大変ですわ。。。あとこれ、一過性の色が強くて例えば、日本語のブログ記事を書く・読むを1時間くらいしただけでも、すぐに脳内言語が日本語に戻る。実際、このブログの記事をいくつか年末に追加した結果、一気に脳内言語が日本語化した。

逆に言えば、英語でブログを書き続けると簡単に脳内言語も英語になりそう。

おわりに

というわけで、無事1ヶ月間のESLが終了した。

特に最初の1週目はずっと緊張しっぱなしな上に英語で喋ってても空中分解することが多くて精神的にツライ時期もあったけど、しばらくすると授業の進行にも慣れてくるので、力の抜きどころはわかってくる。

最後は楽しく終われたのでよかったよかった。

とはいえ、英語で話してると空中分解するケースがちょくちょく起きるのでちゃんと継続的学習せなあかんですわ。

おつかれ、おれ。

Nash
Nash
プログラミングが好きな人。SE→ITベンチャー→フリーランス。日本を出て、海外で働いて、最終ゴールは月で生活すること。