【2021 年】1 年の振り返り|カナダで茹でガエルな生活
どうも Nash です。
この記事は「2021 年の振り返りをまとめた記事」です。
いままでは、「今年の振り返り+来年の目標」を1つの記事にしていたのですが、見づらいので分けることにしました。
では見ていきましょう。
2020 年に立てた目標を振り返る
まずは、去年 2020 年に立てた目標を見てみましょう。
2020 年振り返り+ 2021 年目標|やっとカナダ来れた
1年前の自分は5つの項目ごとに、それぞれ目標を立ててました。
- 学生と仕事
- CS(コンピュータサイエンス)
- ポートフォリオ
- 英語
- カナダ生活
さて、これらの目標を達成できたか1つずつ見てみましょうか。
学生:バンクーバーの CICCC に留学
【学生と仕事】
学生として課題をこなす
卒業に必要な課題まで完了して提出できたので、GOOD といっていいでしょう。
今年の 2021 年は、バンクーバーにある CICCC に留学していました。 内容として、座学・実習による期間は1年間で 2021/01〜2021/12 の期間です。 また、カリキュラムとしてだいたいこんな感じです。
- Web 基礎
- モバイル開発
- アルゴリズム
最終的に、先日 Final Assignment の提出まで完了しました。 結果はまだ返ってきていないですが Criteria は満たしているので、少なくとも課題において卒業できないということにはならないでしょう。
ちなみに、CICCC のレビューや感想については長くなりそうなので、気が向いたらどこか別の記事にまとめて書こうかなーと思ってます。 ひとまず雑に CICC の感想をまとめるとこんな感じです。
- 職業プログラマなので、Web 基礎はかなり余裕だった
- モバイル開発は、はじめての Swift+UIKit+ObjectiveC の開発で楽しいが学習コストを掛けた割には結局モバイルエンジニアにならない選択をしたので、サンクコストになった点がある
- アルゴリズムは、自分がやりたかった内容にかなり近かったので満足。結構難しい内容だったので課題はそれなりにしんどかった。
- 満足度は、学校の良し悪しよりも先生の良し悪しに極端に比例する
- もともと学ぶためではなくて就労ビザを買うために通った学校なので、期待していなかったこともありいい意味でも悪い意味でも感想があまりない。
仕事:ソフトウェアエンジニアのフリーランス
【学生と仕事】
仕事もバランスよくこなす
今年のメインの活動(学生業+就活準備)の妨げにならないレベルでフリーランスの仕事も平行してこなせられていたので Good な評価です。
今年の 2021 年のメインの活動は、学生業と来年から働き始めるための就活準備をすることに決めていました。このメイン活動と平行して、スキマ時間や休日などに仕事をしていてフリーランスとして活動をしていました。
今年の 2021 のフリーランス業の振り返りは別記事にまとめてあるので、詳細はこちらにまとめています。
3年目フリーランスエンジニアの活動を振り返りする【2021 年】
だいたいの内容を列挙するとこんな感じです。
- 不動産テックのモバイル開発
- バンクーバーでフロントエンド開発
- 技術相談
スキマ時間に行った仕事にしては、まずまずの満足度でした。
CS の復習:アルゴリズムとデータ構造
【CS(コンピュータサイエンス)】
CS を一通り学びなおしたい
授業や本を通して、アルゴリズムとデータ構造について一通りの学習が出来たので VeryGood な評価です。
データ構造とアルゴリズムを再勉強したのでおすすめの勉強法を書く
いまは、ソフトウェアエンジニアとしてフリーランスで活動していましたが、長期的にみて低級かつ基礎的な内容について勉強したいという思いがずっとありました。
なので、今年に CS の1つの単元としてアルゴリズムでデータ構造について今年は学んである程度は理解が進んだのでそれなりに満足しています。
ポートフォリオ
【ポートフォリオ】
カナダの就活用として Web アプリケーションを少なくとも1つは作る
個人開発で Web アプリケーションを作成して、スポンサードされてお金が入ったので Good な評価です。
個人的に、渡航プランニング Web サービスを開発したところ知り合いの留学エージェント系の CEO からスポンサードされました。 スポンサードされてからは利用料金をもらいながら開発をしていました。
個人開発プロジェクトがスポンサーマネタイズされて稼ぐまでの話【Plangoab】
ただ最終的に、マネタイズは終了しています。 理由として、GoogleSpreadSheet などである程度の機能を代替できるので自分が作った Web サービスはオーバーエンジニアリングだったのが理由です。
とはいえ、もともと個人開発のポートフォリオプロジェクトを作るために始めたもの。その観点から言えば、ついでにお金を少し回収することもできたので Good な評価と言っていいかと思っています。
英語:ジョブインタビューを通過できるくらいのレベル
【英語】
英語でジョブインタビューをパスできるだけのレベルになる
英語力については、今年はあまり伸ばすことができなかったので Bad な評価です。
2021 年はバンクーバーで生活しているのですが、正直英語を使う機会がかなり少なかったです。 理由として、個人的にあまり社交性が高くなく自分から人に話しかけないですし、そもそも外に出るのも煩わしいと思うタイプなのもこれに拍車をかけています。
これもあり、来年の 2022/1 から就活をゴリゴリと始めるのですが、すでにいくつか練習をかねてジョブインタビューを受けているものの技術的な観点では問題ないのですが、やはり個人的なネックは英語力でコミュニケーションがうまくいかなくて選考が進まないことが多いのが現状です。
英語力は技術力と同じで、一朝一夕で身につくものではないのでどうにかベイビーステップで成長をさせていかないとなー、というのが今の感想です。
プログラミングは楽しいから無限にできるのに英語は「勉強しなきゃな」ってなる時点で英語学習をうまいことゲーミフィケーションできてない
— Nash⚡️北米でコード書いてる (@snamiki1212) April 6, 2021
カナダ:現地でなにかする
【カナダ】
せっかくカナダにいるので、ここでないと出来ないことをしたい
現地のスタートアップのチームにジョインしてフロントエンド開発ができたのは Good な評価です。
バンクーバーにあるスタートアップのチームに声をかけてジョインさせてもらいました。ポジションとして、ソフトウェアエンジニアでフロントエンド開発です。コミュニケーションがすべて英語なので、ひいひい言いながらどうにかやりとりしていてこれはいい経験になりました。
逆に言えば、カナダの現地に居ながらもなにかここでしか出来ないことはこれ以外にあまりやっていないです。 そういう意味でいうと、この項目は Bad な評価です。
とはいえ、なにかできればいいかな、くらいの温度感で設定していたのでまぁいいでしょう。
去年の 2020 年に立てた目標に対する振り返りとしてはこんなところです。
全体的には悪くはないですが、やはり英語がネックなのは変わらないのでここにもっと注力していくべきかなーという思いにさせられています。
とはいえ、英語よりも技術・デザイン・マネーリテラシーを学びたいのが本音ですが。。。
2021 年の振り返り
さて、他にも今年 2021 年にやったことなどを振り返ってみます。
読んだ本
今年読んだ本を見ていきます。
アルゴリズム関連が3冊
読後レビュー|『なっとく!アルゴリズム』わかりやすさに特化した入門書
読後レビュー|『世界で闘うプログラミング力を鍛える本 コーディング面接 189 問とその解法』
読後レビュー|『問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造』
ネットワーク関連の本が1冊
読後レビュー|『基礎からわかる TCP/IP』挫折しにくく学べる
テックインタビューの本が1冊
読後レビュー|『Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち』
というわけで、今年読んだ本は5冊です。少ないですね。
学んだ技術の振り返り
今年学んだ技術としてはこんな感じです。
- Rust
- Swift + UIKit + Objective-C
- Svelte
- RTK / Hooks の利用とリファクタリング
詳細はここで書いてます。
【2021 年】今年、学んだ技術の振り返り| Rust と RTK
引っ越し2回
1年間に引っ越しを2回しました。こんな感じで拠点を変えてました。
- 1 月~2 月:ホームステイ(飯も用意される)
- 2 月~4 月:シェアハウス(キツラノエリア)
- 5 月~12 月:ベースメント(一人暮らし)
ホームステイですが、はじめてのカナダだったこともありエージェントのおすすめのホームステイ先に住んでました。いい人たちだったので、ホームステイガチャとしては正直あたりだったかと思います。ただ、ご飯を自分でコントロール出来なかったりプライベートを確保したくて引っ越すことにしました。
シェアハウスですが、オーナー+居住者が日本人だけの場所にしました。日本人以外がオーナーの場所や、居住者が他国籍のところも見ましたが単純にピンくる物件がなかったのが理由です。最終的に「完全なプライベート空間がほしい」というのが自分には必要なことがわかったので、再度家を探して引っ越すことにしました。
ベースメントですが、一軒家の半地下の生活スペースをまるまる借りてます。金額はそれなりに高いのですが、値段に対して綺麗度・広さが破格の良さで、コロナ事情により家で生活することがかなり多いことから、家へはそれなりにコストをかけるべきという観点から即決でここに引っ越すことにしました。
3ヶ月ぶりにまた引っ越した。
— Nash⚡️北米でコード書いてる (@snamiki1212) May 1, 2021
リモートの比率が高いので家賃は多めに払ってもよいと思ったので、今回はシェアやめてベースメントをまるまる借りたけど、めちゃくちゃ広くてキレイでプライベートも完全に保たれてるのでいまのところめっちゃくちゃQOLがバク上がりしてる。
最終的に、ベースメントで生活していて正直 QOL は かなりいいので来年もカナダで過ごす場合はここを拠点にする予定です。
海外就活のための準備
今年は、海外就活のための準備をきちんと行っていました。 準備としてドキュメントの整備とインタビューの練習をしていました。
【ドキュメントの内容】
- Resume
- Cover Letter
- Portofolio
【インタビュー練習】
- Elevator Pitch
- Behavioral Interview
- Code Interview
ドキュメント周りは一度作成すれば低コストでメンテができるのですが、最初の作成しきるフェーズを超えるのが少し大変でした。 日本でフリーランスとして仕事募集していたときも、日本語でこういった情報を網羅して整理していたので温度感としては同じ感じです。
ワーホリビザが取れなかった
コロナが理由により、平時ではほぼ 100%取得可能なビザであるワーキングホリデービザが取得できなくなりました。
もとの予定では、今通っている学校から発行されるビザとワーホリビザを組み合わせて就活をする予定だったのですが計画の変更を余儀なくされました。 とはいえ、選択肢が狭まったながらも就活先をバンクーバーに絞れば BCPNP ビザで就労ビザの確保がどうにかなりそうなことがわかったのが救いです。
どちらかというと「ワーホリビザが取得できるのかどうか」というのが、常にわからない状態だったり政府から出てくるアナウンスによっていろいろ影響を受けていたので、正直ほぼ1年くらい常にかなりストレスがかかっていてメンタル的にしんどい思いをしました。
メンタル
今年は全体的にメンタル不全でしんどい年でした。
理由としてここらへんです。
- コロナ
- 海外生活
- シェアハウス
- 英語による生活
- 就職活動の不安
- ビザが不確定
正直、1年間以上つねにストレスの要素だらけだったこともあり、メンタル不全な状態です。
とりあえず、来年の 4 月くらいまでの就活の結果次第で今後の動向が変わるので、ここまでは騙し騙し頑張ることにしています。
2021 年の総評
今年の1年間の総評として「茹でガエルが如き一年間」でした。
後半に書いていますが、ほぼ1年間以上常にストレスがかかる環境だったこともありメンタル不全な状態です。
また、学生・仕事・就活・英語・技術もそれぞれ並行して行っていたので、どれか1つが目に見えたよい結果が出たわけでもないのもメンタル不全に拍車をかけてます。
うーん、改めてみるとすごいネガティブですね
おわりに
2021 年の振り返りをしてみました。
次は、来年の目標とかを整理してみようかなーと思います。