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【実体験】IT エンジニアがタイに移住してみた結果 ⇒ オススメです

こんにちは、フィリピンでの生活はつらみが多すぎた Nash です。

この記事は「IT エンジニアがリモートワークしながらタイで生活してみた結果の記事」です。

タイで下記のことをしてきました。

  • 期間:2019/4〜2019/5(約 1 ヶ月)
  • 仕事:日本の仕事をリモートワーク(現地就職じゃない)
  • 旅行:2〜3 日に 1 日は旅行してた

「移住」と書きましたが、正確には「滞在」くらいの温度感のほうが適切かもしれないですね。

この結果を先に書きます。

  • 【結論】すでにリモートでの仕事をしてて、日本にいる理由が少ないならオススメ。
  • 【理由】金額的コストが安いわりに生活クオリティが高い(=バランスが良い)
  • ⇒ まずは、タイに金土日とかの旅行をして下見をしてみる

というわけでオススメです。

タイへ移住する!

タイへ移住する前はフィリピンで生活していたので、日本だけでなくてフィリピンとの比較の観点がいろいろ混ざったレビューになります。

下記の観点で1つずつ見ていきます。

  • 生活コスト
  • 住居レベル
  • 生活インフラ
  • 食事
  • 気候
  • 言語

では見ていきましょう。

【生活コスト】安い値段に対してクオリティが高い

ランチ、飲み物、食事など生活する上でかかるコストは日本よりも安いです。 ただ、「ビックリするくらい安い」なレベルではないです。

ですが、後述するのですが、特に食事・住居レベルが値段に対してクオリティが高いです。

特に意識していないかもしれないですが、日本人は味にうるさいですので食事は思っている以上に大事ですね。

【住居レベル】プール併設なのが神。

今回の生活だけでなく、以前にもタイに 1 週間滞在していたのですが、タイって基本的にメチャクチャ暑いので、ある程度のレベルの住居にはプールがついています。

住居の金額もピンきりですが、ホテルなら安ければ 4000 円からの金額でプール付きのホテルがあるので、自分も泊まってました。

プール付きの場所で泊まると

  • PC でカタカタ作業  ⇒  息抜きにプールで泳ぐ  ⇒  また PC でカタカタ作業  ⇒  (無限ループ)

みたいなループもできます。とりあえず、QOL は爆上がりでした。

【生活インフラ】ストレスを感じることは少ない。

生活インフラのレベルとして、残念ながら日本ほどは高くはない感覚です。

具体的に、歩道のアスファルトは結構割れてたり、ゴミもところどころ道端に落ちてたり。 ただ、ストレスを感じるほどではありませんでした。

フィリピンだと、下記みたいなことが多かったです。

  • 道を歩いているだけでアンモニア臭がめちゃくちゃするし
  • 物乞いに囲まれたりする
  • よく停電するし、Wifi も全然繋がらない

その点、タイではこういう経験はありませんでした。

家に引きこもっているとタイ人と関わることは少ないですが、タイの国民性としても、フレンドリーな人は全体的に多い印象です。

【食事】うまい。日本人好みの味。

タイの飲食店は、どこも美味しかったです。理由として、おそらく日本人好みの味付けに近いからだと思います。

フィリピンを例にあげると、フィリピン人の先生が絶賛の店に行ってみたら、とてもじゃないけど食べられる食事じゃないこともありました・・・

▼ フィリピンの食事です。

なので、美味しいの味付けの価値観が近いというのはとても大事でした。

特にタイ料理については有名店に行って食べると、日本で食べる「なんちゃってタイ料理」とは比較できないレベルでめちゃくちゃ美味しいです。

「こ、これが本当のタイ料理か・・・うますぎる・・・」となりますよ、マジで。

【気候】暑すぎ。最高気温 40 度。

タイは気温が高すぎで頭おかしいくらい暑さになるので、そこは注意です。

自分がタイにいたのが 2019/5 月ごろでした。実は、この時期はタイの猛暑の時期なんです。 具体的には、このころは最高気温が 40 度近くでお昼に外に出ても大抵は 35 度以上。

もしタイでの生活を考えているなら基本的には家から出ないで OK な仕事にすべきです。基本的に家でクーラーをガンガンにつけて生活しているので、室内は逆に快適な生活なので。

ただ、「ちょっとお昼を外に食べに行こうかなー」と外に出たら 10 分しないうちに汗ダラダラになります・・・。

【言語】英語ファーストではないけど、日本語通じる

英語が通じないのに日本語が通じる場所が多かったです。

まず、タイの公用語はタイ語になります。タイ人の英語のレベルはかなり低いです。そのため、タイ人は日本人よりも英語が話せないです。

2019 年時点のEF による英語能力ランキングでは下記の通り。

  • タイ:74 位
  • 日本:53 位

実体験として、試着したくて「Can I try this on?」と何度言っても通じなかったし、レストランの 2 階が使えないらしいときにスタッフさんは「2nd floor is unavailable.」みたいな文章を作れなくて Google 翻訳された文章を見せられたり。 ちなみに、フィリピンで比較すると、こっちは英語ファーストなのでみんなペラペラでした。

ただ、面白いことにタイという国は英語が通じないのに日本語が通じます。下手したらタイ語ファースト、日本語セカンド、英語サードくらいの勢いです。その理由はタイに旅行・駐在している日本人の数が多いためかと思います。なので、スタッフにどの言語で話しかければよいのかたまに迷いますw。

なので、自分にとって英語ファーストでない点はデメリットとして挙げましたが、人によっては英語ではなく日本語が通じやすいタイという環境はむしろメリットかもしれないですね。

以上がおすすめの理由

というわけで、タイで生活してきてオススメする理由を書いていきました。

とはいえ「いきなりタイで生活しよう!」となるのは結構ハードルが高いかと思います。

なので、どういう流れでタイを知っていくと良いかを書いていきます。

まずは金土日でタイ旅行してみる

今回タイに行った背景として、フィリピンから日本に帰るときに「ついでだからタイも行っておくか」という感じで急遽、滞在した感じです。

というのも、以前にタイに旅行していたので、どういう国柄で、生活がどんな感じで、という肌感は理解していたのが大きいかと思います。

つまり、すでにタイの滞在経験があるので、「日本に帰る」以外の選択肢、つまり「タイに行く」という選択肢が簡単に取れたわけです。

もし、東京が大地震とかで機能停止したら日本の田舎に行くかもしれないですが、自分はタイに行くかもしれないですね。

 タイの旅行から始める

というわけで、いきなりタイに住むのではなくて、タイの旅行から始めるのがおすすめです。

自分の場合は、1週間旅行したのですが、長過ぎました。金土日の 3 日で十分です。

旅行として、寺院などを巡ることになりますが、合わせて下記についても行っておくのが良いかと思います。

  • ホテルはプール付きの場所を選ぶ
  • スーパーに行ってみて、現地での生活をイメージする
  • 現地でおいしいと言われる店に行く

というのも、旅行だけでなくて、タイで生活するイメージがよりリアリティが増します

おわりに

「タイの生活がおすすめの理由と、まずは旅行から始めるべき」という話でした。

この記事を書いているのは日本ですが、今年(2020 年)に次はカナダで生活していく予定なので、次はそっちの情報がまとまったら、記事にしてみようかと思います。

ちなみに、フィリピンでも生活していたのですが、まったくおすすめしない結論に至った記事とかもあるので、興味ある人はこちらもどうぞ。

IT エンジニア目線でフィリピンをおすすめしない理由 ←3 ヶ月滞在の結論