Typora+GoogleSync のレビュー|無料軽量 Markdown エディタ+クラウド同期

こんにちは、Nash です。

この記事は「Typora + GoogleSync/GoogleDrive を使ってみた結果のレビュー記事」です

結論は下記。

  • 無料で手間が少なく運用できるのでオススメ。
  • ただし、スマホでも使いたいなら別のアプリのほうがおすすめ。

では、見ていきます。

(追記 :2020-10-18)GoogleDrive から Dropbox に変更しました

マークダウン管理を GoogleDrive から Dropbox に変更した話

Typora の説明

Typora は無料の軽量 MarkdownEditor です。

pros

  • 無料

  • 軽量

  • 書き心地がメチャクチャいい

  • カスタムテーマ

リアルタイムにマークダウンが変換されるタイプのエディタですね。なにより、書き心地がほんと良いです。キーバインドも癖のあるものがないし、速度も速いんで。

cons

  • 検索の使いやすさは少し微妙。
  • 微妙にちょくちょくバグに遭遇する(自分だけ?よく踏む。
  • クラウド保存対応が iCloud/Dropbox。

検索とサイドバーについて、思想をシンプルに寄せているように感じます。 ですが、そのため、機能的に使いにくいなー、と感じることが個人的に多いです。

あと、使っていて小さなバグによく見つかります。ただ、クリティカルなバグではないので問題はないです。

ただ、一番の問題はクラウド保存対応です。個人的に GoogleDrive でクラウド保存をしたいのですが、公式でサポートされていないので、個別にカスタムしています。

クラウド保存 ⇒GoogleSync/GoogleDrive

クラウドストレージについてですが、iCloud には仕事用のデータを入れたくないし、Dropbox だと無料枠の保存容量が少ないので、 GoogleSync 経由で GoogleDrive を使いました。

GoogleSync とは、Google から提供されている Cloud 同期アプリケーションです。 例えば、ローカルの該当ディレクトリをこの Sync に指定しておけばローカルでファイルを保存したときに自動的にクラウド同期してくれます。

具体的に運用を踏まえて説明すると、

  • GoogleSync があるディレクトリを監視(ex. /tmp
  • Typora で /tmp/test.md を作成 or 編集して保存する
  • GoogleSync が、/tmp 配下を GoogleDirve へアップロード同期(バックグラウンド)。

みたいな感じで運用してました。

ということで、この運用をしてみてわかった Typora+GoogleSync のメリデメです。

pros

良かった点について下記の通りです。

  • 容量無料
    • GoogleDrive は無料枠の容量が多いのでほぼ容量無料です
    • 特に取り扱うファイルも マークダウン=テキストファイルなのでかなり軽量。
  • ロックイン回避
    • Typora/GoogleDrive から辞めたくなっても簡単に抜けれます。
  • ゼロ運用コスト
    • GoogleSync の同期機能はバックグラウンドで動作します。
    • なので、なにか操作をする必要もないです。

特に、GoogleSync を意識しないで運用できるのは楽でした。GoogleSync 使ってるの忘れるくらいですから。

cos

微妙だった点についてです。

  • スマホからのアクセス
    • クラウド保存に GoogleDrive を選択してますが Markdown ファイルが標準の拡張子として対応していないです。
    • そのため、閲覧/編集のために GoogleDrive の 3rdParty アプリ経由でしか開けないです(ex)StackEdit
    • 3rdParty のクオリティはそこまで高くないのでスマホから見る際は結構ストレスが高いです。

といわけで、GoogleDrive/スマホでマークダウンを見るときの体験がすこぶる悪いです。

出来なくはないですが、体験が悪いから避けるようになります。

まとめ

Typora+GoogleSync の組み合わせおすすめする人です。

  • 完全に無料で Typora +クラウドストレージを使いたい人。
  • スマホで編集・閲覧をあまりしない人。(DX が悪いです)

スマホでも使うなら、素直に有料アプリとかを使ったほうが良さげですね。

おわりに

今回は無料で構築するところに重点したので、こういう構成になりました。

ただ、スマホでも書きたい問題がやっぱり大きいので別のやりかたも見てみます。

具体的に、次は Notion を考えてるので、これを試してみます。

以上です。