【2021 年】3 年目フリーランスエンジニアの振り返り
どうも、年末にかけてガンガン仕事やるマンになってる Nash です。
この記事は「フリーランスエンジニアの3年目の振り返り記事」です。
去年の活動について、こちらになります。
では、今年度の分について見ていきます。
フリーランスの活動報告
今年はあまり仕事をしていなかったのですがこれらの活動をしてました。
- モバイル開発:ReactNative + Redux
- フロント開発:Gatsby
- スポンサード開発:Next.js + Redux + Ruby on Rails
- 技術相談:新規サービスの立ち上げ相談など
1つずつ見ていきましょう。
不動産テックのモバイル開発
不動産テック系のモバイルアプリケーションの開発をお手伝いしていました。使っていた技術スタックは、ReactNative・Redux・TypeScript です。
開発内容としては、こんな感じです。
- 新しいデザインシステムを用いたコンポーネントへのフルリプレイス
- 新規の機能開発(絞り込み検索機能など)
- リファクタリングで Redux を RTK/Thunk 化
プロジェクトとしては、1 年間の大半をコンポーネントのフルリプレイスに費やしていて、AB テストを経て最終的に完全に無事にローンチできました。(よかったよかった)
年末らへんは、フルリプレイス作業中などで溜まっていた「あとでやる」系の作業として、技術的な負債がもりもりになってきていたので、これらを解消するためにリファクタリング活動をしていました。
Hooks でリファクタリング| FatComponent の倒し方
Plain な Redux を段階的に RTK へリファクタリングする心得
バンクーバー企業でフロントエンド開発
バンクーバーのとあるスタートアップにてフロントエンド開発をしていました。使っていた技術スタックは、Gatsby.js・JavaScript です。
開発内容としては、こんな感じです。
- 新規での機能開発(Auth 機能、お気に入りページの作成、など)
- コンポーネント設計を AtomicDesign へ設計
- API とのつなぎ込み(ApolloClient など)
サービス内容は、起業家とエンジニア・デザイナーとのマッチングを行うサービスです。
このサービスですが、コアメンバーの本業が忙しくなってしまったので開発の途中でプロジェクトがペンディングな状態になってしましました。
今後の活動なのですが、みんなの忙しさが落ち着いたらローンチまで頑張って終わらせて買い手の候補のあたりが付きそうなので売却してエクジットしようか、的なことを話しています。まぁ、できればいいよね、くらいの温度感で自分はみてます。
ちなみに、コミュニケーションはすべて英語でした。特に会議は毎週神経すり減らしながら参加してましたが、フレンドリーで優しいメンバーばかりだったのでどうにかコミュニケーションをしながら進めることができたので良い経験でした。
個人開発がスポンサードされる
渡航プランニング Web サービスを個人開発したところ、知り合いの留学エージェント系の CEO からスポンサードされて利用料金をもらいながら開発をしていました。
技術スタックは、Next.js + TypeScript + Redux + Ruby on Rails です。
このサービスの開発をしたきっかけは次のとおりです。
- 海外就活予定で Resume やポートフォリオに載せるためのプロジェクトがほしかった
- こんなサービスがあれば便利だったのに、と過去の自分に向けて作った
というわけで、あまりマネタイズを考えずに開発をしたのですが開発が進むにつれてスポンサードしてもらえることになりました。
個人開発プロジェクトがスポンサーマネタイズされて稼ぐまでの話【Plangoab】
現在のサービス状況なのですが、ペンディング状態になっています。 というのも、開発が進んで留学エージェント側が本当に求めていることがわかってきて、これを実現するのに Web サービスだと完全にオーバーエンジニアリングだとわかってきました。 そのため、いまではこれらの業務は Google Spread Sheet などの表計算ソフトで代替することになったのが理由です。
サービスとしては、マネタイズがうまくいかなかったのは残念ですが元々マネタイズ目的ではなかったので、まぁそんなもんだよねくらいで気持ちを切り替えてます。
むしろ、今回のようなスポンサードで開発する経験ができたのは面白かったので良しとしてします。
技術相談:新規サービスの立ち上げ相談など
新規サービスの立ち上げに関して技術的かつビジネス的な相談を受けてました。ガチガチな仕事というよりも、ラフな相談という感じですね。
相談内容としては、例えばこんな感じです
- 相談者:アメリカで教育系のビジネスをしている CEO
- 相談内容:北米で日系向け教育サービスに関するビジネス立ち上げ相談
気付きとして、スタートアップ界隈を主戦場としているので技術的な開発ナレッジ以外にもサービス立ち上げの知識や思想についても理解していることに気づけました。 スタートアップ界隈ではこういう知識や考え方が当たり前でも、そういう背景がまったくない人からすると自分のような立場の人間もそれなりにアドバイスができるものだなーということですね。
感想として、このアドバイザリーな仕事は結構楽しく普段の開発とはまったく違うフローだったり副業として考えてもレバレッジが効きそうなのでいいことづくめな印象です。
来年の目標として、こういった仕事をもっと試してみるのはおもしろそうだなーと思わせてくれるようなものでした。
おわりに
3年目フリーランスの振り返り記事でした。
今年は「バンクーバーの生活」「海外就活準備」「留学」などのおかげで、あまり仕事に力を入れられなかったので来年はもっとガンガン仕事したいなー、という気持ちになりました。
とはいえ、「仕事したい」って社畜的に思ってしまうのと「仕事したくない」って厭世的になるのと、はたしてどちらが良い傾向なのかな。 来年に同じような振り返り記事を書くと思うのでそれまで仕事していくぞー。
ではでは。