Go Global Meetup#1 のまとめ
Go Global Meetup#1に行ってきたので書いた。
今回は “GO GLOBAL” meetup の第 1 回目として、最近サンフランシスコやシリコンバレーでは当たり前になってきたコーディング面接やオンラインテストについての勉強会を開催します。
リアルタイムでブログ書いてる🔥
— Namiki🌏Webエンジニア (@snamiki1212) 2018年11月26日
自分用のメモ・思考の整理
の比率が高いが良ければどぞ#go_globalhttps://t.co/PUdrxXczR5
観点として
- 海外での就職
- 英語での就職
- 就職側のコードテスト
- 採用側のコードテスト
とかの話だった。
リアルタイムに書くので雑になるけどご容赦を。
書き終えたので、間違ってたり何かあればTwitterでマサカリください。
1. コーディング試験 Codility 運用の実態と実績(仮)
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SmartNews の場合のコードテスト
- 採用ではCodilityを使ってる
- 基礎力を見るためのモノという位置づけに置いてる
- 平均スコアは相当低くて、ゼロ点の%が 16.7%で 1/6。なのでそこまで気構えないでも良いよ。
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Codility とは?
- コーディング試験用のサービス
- IDE 使用可能
- デモがあるので事前に行うと点数はだいぶ上がる
- 管理者側ではコードを書くまでの履歴が動画で見れる → 採用判断で使われる。例えばどうやってコードを書くのか?どうやって時間を使うのか?
- 管理者側ではレポートで「正確性」「パフォーマンス」などの観点で点数が見れる。
2. メルカリにおける技術者採用方法の変遷
- 受ける側と取る側を経験
- メルカリの場合のコードテスト
- 手製のテストで判定
- 海外から来る人を取るケースが多い
- 人材を大量に取り出しているので採点の基準/自動化/標準化し始めた →Hacker Rankという評価サービスでを使ってる
- 今までの経験から
- アウトプットが十分にある人はそこでレベル感がわかるので評価に対する補填になるし、面接側もその内容をベースに会話を構築できるのでやりやすく面談がスムーズになりやすい
- タイミングで要求条件が大きく変動するので採用/不採用は時の運もある
3. インターン時のコードテストで track.run を使ってる話と採用フロー
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@ リクルートテクノロジーズ
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リクルートの場合のコードテスト
- テスト内容 DB / API / アルゴリズム / 数学
- 所要時間の 2〜3h
- 入社意欲を見るために見ている
- 面談時の参考値にしている
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trackというサービスを使っている
- QA を解けなくても自由にアピール出来るコメントがあるのが良い
- UI が悪いのが欠点
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人事目線の考え
- 経験だけでなくそこからの学びを知りたい
- 採用も育成の場
- 入社後にどう活躍するか?もフォーカスして語ってほしい
4. 付け焼き刃でベイエリアの面接を突破するたった一つの方法
- @ベイエリア:インディーゲーム開発者
- ホワイトボードコード
- 運ゲー率が高いので嫌い
- これは「1つのスキル」と捉えること。スキルアップが必要だし、得手不得手もある。
- アメリカ人でも結構嫌いな人がいる
- Facebook で事前に「◯◯ を勉強しとおけ」の連絡があって、候補者達で勉強会まである
- もはや受験
- ただし、変な人を採用する可能性を消すためには機能しているみたい
- ベイエリアの大抵の会社で使われる
- Tips
- 型のない言語を使うこと!型を書くと大変なので。
- 変数名も a とか b とかにする。
- 書き始める前に大枠の方針を決めるてから書く。なぜなら、書き直しや追記のコストがめちゃくちゃ大きいから
- 「ホワイトボードに書く」という物理スキルも必要
- 対策
- 過去問を死ぬほどやる
- LeetCodeを死ぬほどやること
- Hack
- CEO/CTO に気に入られる
- 契約で始める → 契約条件も良くなるしコードテストも無いので良い
- 受験者と共謀 → 小さい会社だとコードテストは使い回されることが多いので、つまり・・
- 内部に友達作る
- その他
- HR からの「軽く会話しようぜ」は信じるな。全て罠だ。行くと面接が始まる。
- 電話では更に英語力が必要
LT1:コーディング面接を受ける際の Tips
ピザ食べていたので 他の方と食事しながら会話していたので聞けれなかったです。すみません。
LT2:Quipper の Web エンジニア採用におけるコードテスト
ピザを食べて(ry)
LT3:初めてのエンジニア海外チャレンジ
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内容
- フィリピンで Web と英語を勉強してきた
- 海外就職するためのおすすめのツール群の紹介
- Linkedin で場所を日本でなくて現地にしておくとオファーが来る
- 日本でも英語系のミートアップが色々あるのでおすすめの紹介
LT4:人生で初めて外資の転職試験受けてみた(仮)
- CircleCI-Japan の中の人
- 問題については慣れるまでは Paiza がおすすめ。慣れてきたら HackerRank
- 日本で受けられる外資系は、stripe/uniqlo/aws/indeed らへんがおすすめ。特に indeed がすごく良い。
- 英語の自信がなかったらエンジニアで募集しない選択もあり。実際にサポートエンジニアとして CircleCI@Japan にジョイン
LT5:テックインタビュー裏表
- 虚偽をしてくる人/国/コミュニティとかよくある
- 時期によっては英語力のハードルを大きく下げたり上げたりはよくある
- 練習面接を色々してから本命面接しようぜ
- CS(Compute Sciense =コンピュータサイエンスの学歴)の有無は重要
- コネクションは大事。裏取りとしても使われるので。
LT6:シリコンバレーで現地就職した際に重要だったいくつかの物事
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内容
- 給与的に、高い給与標準になるので、他のところに行ってもかなりそのベースは維持できる
- 大学を通う場合は年齢は 30 でも普通に行ける
- リファレンス → 過去に働いた人にチェックの連絡が来るので、今時点でも友好関係は大事に
- スキル証明:技術系でないと Github よりも動くもの。ポートフォリオ/Linkedin もかなり大事
- 英語力:そこまで必要でない。投資系は自分を守るためにも大事
- 計画:大企業かスタートアップで戦略が異なる
LT7:個人の体験と米国企業で感じたギャップについて話します
海外での採用
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職務内容(JD: job description)
- よく読むべき。海外だとかなり厳格に内容・求めるものが書かれている。
- JD に書かれる CS 系の「同等の経験」とは「実務経験 3 年=学位 1 年分」となる。
- 海外では、「Required に固くて、Desired が柔らかい」JD の傾向だが、日本だと真逆。
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履歴書(Resume)
- CV は IT 系はあまり関係ない
- Linkedin のプロフだけあればそれで十分
- SEO 的にたくさんの単語を書くのはあまりマッチしにくい。それよりも自分の専門性を注力して書くようにすること
- 第三者にレビューしてもらおう
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推薦(Referral)
- めちゃくちゃ重要
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コードテスト(Interview)
- 準備する。頑張る。諦めない
- 暗記ではないので、地力を高めよう
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働き始めてからは・・・
- 英語の非ネイティブはかなり多いし多文化で多様性がある
- 残業はめちゃくちゃ怒られるし、仕事が遅いということでめちゃくちゃ低評価をつけられる
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英語
- 経験的に英語で会話するのに緊張しなくなるくらい慣れてからくらいだとこなれてくる
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報酬
- glassdoor というサイトがおすすめ。手取りが安くても交通費がある、と意外と給与が良い。とかあるのがわかる。
総括
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全体的にエンジニアレベルの高い人の登壇が多い印象だった。おそらく、海外を視野に入れている人たちなので「意識が高い」「技術的に海外に行けれるレベル」らへんが前提になるからだと思う。
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中の人達も「採用は時の運の要素が強い」と口を揃えて言っているので、もし全オチしても俺は悪く無い、とまでは言わないが少なくとも落ち込まないでも良いとも思う。
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「英語を使うことを優先するならエンジニア以外の選択肢として就職する」という Circle-Ci のサポートエンジニアの方の戦略はかなり良い選択肢の1つだと思う。
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「Linkedin 大事で SEO 的に広く書くよりも焦点を絞って書いたほうが良い」とのことだったが、自分のやつはかなり焦点広く書いちゃっているから大きく書き換えたほうが良さそう