2021/01/012017/06/01

【退職エントリ】NTT系SIerを退職しWebベンチャーへ転職

どうも、Nashです。

この記事は2017年に退職したとき退職エントリを「そういえば書いてなかったな」と思って2020年に振り返って書いてる記事になる。

記事の内容は「NTT系のSIerやめて、Web系のスタートアップに入ってエンジニアになるよ」って記事です。

記憶がまだ残ってるうちに書いておこうかなー、ということで書いていきます。

退職前の会社の話

2013年に新卒で入社したNTT系のSIer。この会社が1社目だったこともあり、良くも悪くも社会人としての価値観・基準はこの会社で植え付けられた気がする。

どんな会社だったの

「NTTデータの子会社」なので、2ちゃんねるだとN子と呼ばれる会社の1つ。

前線で働いてる社員・業務委託のプレイヤーはかなりデキる人が多かった印象。実際、システム的にもメガバンクの国際決済系のコアな場所を担当してたりするので、会社規模に対して担当してる重要レベルはかなり高かったと思うし、みんな言ってた。ポジショントークかもしれんけど。

どんな仕事してたの

一言で言えば仕事内容は、Excel職人だった。

SE=システムエンジニアだけどサラリーマンに近い働き方で顧客・上司を納得させるための資料作りがかなり多い。あとは、ひたすら単純作業のテストや手順書などなど。

何回かリーダー的な経験もしたけど、個人的に好きじゃないし合ってないなーと思う。(Webベンチャーに転職してから結局何回かやったんだけどね)

どんな働き方だったの

残業で残業をカバーする働き方だった。

個人的に残業を多くしてしまっていた毛色もあるが、部署としても残業が多かったよなー、とも思う。

自分は素直にぜーんぶの残業時間を計上していたけど、周りの先輩・後輩は計上しないで働いてた。さすがにそれはおかしくね?

それでも昔に比べればかなり良くなっていたらしい。実際、徐々に全体的に残業の比率は減ってた気もする。あと、所属する部署によっても残業の有無の格差が半端ない。

特にこれを書いてるのが2020年なので、きっと今ではホワイトな職場環境になってるのだろう。

なんかエピソードあるか

エピソードを思い出すと下記のような内容が思い出深い。

  • すでにプロジェクトが始まってるのにだれもジョインしてなくて、1ヶ月後に自分がジョインするとジョインした瞬間にすべてのタスクが1ヶ月遅れてるから頑張れ、から始まるプロジェクト。
  • 上司から「予算の問題があるから、2人月分のタスクを振るけど頑張ってくれ」と言われるプロジェクト。それってつまり1日16時間、働かないといけないんだけど。
  • 人生で初めて月100時間オーバーの残業をした。上司から「100時間はまずいので、その稼働時間を来月に数字を移しておいてほしい」と言われて、数字をごにょごにょ。
  • ちなみに月100時間オーバーの残業を1ヶ月よりも、月60~80時間くらいの残業を3~4ヶ月くらい続けるほうがシンドいことも経験してわかった。

ちょっとネガティブなエピソードしか思い出せないなー。。。(ネガティブだから記憶に残ってるんだろけど)

繰り返すが、今はきっとホワイトな職場になってる、と思う。

退職まわりの話

というわけで、この会社から退職するときの話を書いてく。

退職・転職のきっかけ

部署移動したら残業なくなって考える時間ができたから

ゴリゴリ残業をさせられていたときは「考える」というリソースをまるで取ることができてなかったので退職しなかったけど、ホワイトな環境に行ったら退職することを決めたのでなんとも皮肉な話ではある。

将来のキャリアを考えたときに下記の点が自分のなかで問題だった。

  • 上司の背中を見ても楽しくなさそう
  • Excel職人の将来性に危機感を覚える

1つずつみていく

将来の自分の働き方は、今の上司を見ればわかる

将来の自分の姿を知りたければ、今の現場の先輩・上司を見ればよい、ということに気付いたので上司のことを考えてみる。うん、ぜんぜん仕事が面白くなさそう。自分にあってない、という点もあるけど、みんなして残業してて、とにかく苦しそうに働いてる。

「これは転職したほうが良いな」と思ったので、転職エージェントに話を聞いたりネット記事をたくさん見始める。ここでようやくExcel職人系のSEのキャリアのヤバさに気づく。

技術がないExcel職人のSE

この時点で下記のような状態。

  • 技術:技術スキルはほぼなし
  • 知識:転職時に有利な業務知識もなし
  • 経験:マネジメント経験もそこまでない

まだ、20代後半だったのでどうにか転職できたし、キャリアチェンジもできたけど、今振り返ってみてもキャリア構築の観点で、かなり危ない状態だったと思う。

退職時の流れ

一刻も早く辞めたくて上司に「1ヶ月後に辞めます」と突然告げて、そのまま有言実行で退職をした。

できることなら穏便に辞めたかったが、顧客先に常駐している身だったので割と上司にかなり強く止められたけど断行してやめた。(有給も全部消費してある)

実際、早く退職したすぎて仕事しててもおかしくなってきて、突然動悸になってトイレに駆け込んだりしてたくらい精神状態が壊れてる状態だった。上司とかに言うのがめんどかったので言ってないけど、頑なにすぐにやめてよかったと思う。

退職時のエピソード

「退職してベンチャーに行くね」って話を上司にしたときのエピソード。

自分が「やらずに後悔するよりも、チャレンジして失敗して後悔するほうがぜんぜんいいです」って言ったら、上司から「僕はそうは思わないね」って言われたのだけは強烈に覚えてる。

辞めさせたくなくてポジショントークなのかもしれないけど、「まじかぁ。。。」ってなったので。

転職周りのエピソード

というわけで、この会社を退職したので次にどうするかを決める。

結論を先に言うと「Web系の会社に転職」するんだけど、その途中もいろいろ書いておく。

退職後の選択肢

選択肢として下記のようなものが自分の中にあった。

  1. SIer系で技術職に転職する
  2. 海外で技術職を目指す
  3. Web系で技術職に転職する

選択肢1)SIerで技術

SEとしてSIer業界の中で転職して、きちんとしたエンジニアの仕事をしていく選択肢。

この選択肢は、自分の中ですぐに却下した。というのも、すでにこの時点でSIer業界にかなり嫌気がさしていたから。

後から考えると「SIer業界=NG」と見ているけど、きちんと会社単位で見ればホワイト・健全な会社もいろいろあると思うかな。とはいえ、この時期はそういう心理状態じゃなかったので仕方がないよね。そもそも、それを見分けられるだけの技術・文化面の審美眼なんてまるでなかったので、どちらにしてもホワイトな会社を見つけて、しかも入るのはかなり難しかったと思う。

選択肢2)海外で技術職を目指す

海外に行って技術職で仕事探しをしてみる。

SIerで疲れすぎていろいろキャリアリセットしたくなった感じが強いし「海外で働きたい」というロマンもあった。それでこの時期、転職先を探してる途中でカナダのエンジニアコミュニティであるFrogともコンタクトを取っていろいろ話をしていたのが大きい。

ただ、現実的には下記のの状態から海外にいきなり行くのはかなりハードルが高いと感じて思い留まった。

  • 技術スキルが低い
  • 英語スキルが低い

結果として、この選択肢を選ばなかったのは良かったとは思う(たぶん失敗してた)。けど、途中まで真面目にこの方向で考えて行動していたおかげで、かなりマインドブロックを解除できたと思う。というのも、次の選択肢3と比較しても「仕事やめて、えいや、で海外に行くのに比べれば、まぁ簡単だろ」みたいになったので。

選択肢3)Web系で技術職に転職

業界をSIerからWeb系に変えて、かつ技術職として転職する。

最終的にこの選択肢を取ることにした。理由は下記とかが大きいかな。

  • 技術:プレイヤーとしてスキルをつけれるようになりたい
  • 文化:金融系がつまらないので、楽しく自由な風潮にシフトしたい
  • 業界:出向で社内SEも経験したがSIer業界に絶望した

ちなみに、上述してるけど選択肢2)をもともと考えていただけあって、選択肢3)が自分の中ではかなりイージーな選択肢になったのは良かったと思う。

「NTT系のSIer辞めて、20人くらいのベンチャーに行くんだ」っていうと、周りの友達からは「メチャクチャ大胆なことするなー」って言われるけど、もともと考えていたプランがもっとハードコースだったので、この選択肢を選んだときも少し普通の基準的がバグってた感はある。

まぁ、そのおかげで良い選択できたので良しとする。

転職先

というわけで、Web系のベンチャーの1つに転職することにした。

受託開発でキャッシュをためつつ自社サービスも開発して一発当てようとしてる会社。 メンバーの数も40人くらいでかなり少ない状態。なので、手を上げたら何でもできるので、とにかく仕事を通じて技術力・経験値を稼ぎまくる予定。

(更新)退職したのでそのエントリ

おわりに

ということで、いまさらの退職エントリでした。

おまけ:転職してよかったか?

Yes、転職して本当によかった。

技術面で見ると、フリーランスとして独立できるくらいにの技術力が2−3年でついたし、仕事をこなしていけばガンガン成長できるような仕組みが作られた。

文化面で見れば、この前まで隣に座ってた友人が気付いたら起業してたり、エンジニアやりながら作詞・作家をプロでやってるマルチキャリアの同僚も出来たりした。おかげで自分もマインドブロックが外れて海外を渡り歩きながら仕事をするような人種に仲間入りを果たしてる。

おまけ:転職しないで社内で技術力あげても良かったんじゃない?

No、ただリスクを取らずに時間をかけるなら、それでもよかったかもしれない。

ただ、SE業界なので社内的に開発タスクは下請けに発注することが普通なので、そこまでゴリゴリに開発する会社でもないように見えた。そもそも、金融系に向けたシステム開発なので、レガシーなDXだっただろうし、人月で管理していアジャイル・スクラムを知らないような世界線なので、ウォーターフォールで命を削ってる感じもあったから、個人的には転職しちゃってよかったかと思う。

おまけ:海外就職どうなった?

いま、こんな感じです。

Nash
Nash
プログラミングが好きな人。SE→ITベンチャー→フリーランス。日本を出て、海外で働いて、最終ゴールは月で生活すること。